03 2009 蔵・卒業式 三月はお別れの季節です。寂しいというよりも、新しい出会いにての”さようなら”といったところでしょうか新聞を見ても卒業式の記事などが目に入ります。仕込みが終わるまでもう少しの蔵もある意味お別れの季節です。徐々に今シーズンは使わなくなってくる器具たち福司でも甑倒しを5日にひかえ、今日で麹室は最後出麹(でこうじ)をしたあとの室というのは、なんだか寂しい・・・・(´・ω・`)ショボーン誰もいなくなった卒業式後の教室の様だ毎日引き込んで、嫌というほど世話をした麹クン。いないといないで寂しいものです。”さようなら”麹クン、また来年・・・・・でも内心は・・・・おわったぁ~~~~ヽ(´▽`)/これで米をかついで走らなくてもいい♪受験を終えた学生並みの嬉しさが毎年訪れますwこの嬉しさが一つ一つの器具に対して湧き上がるのですからなんともいえない幸せです。『あ~今日でこれを使うのも最後か・・・・』っと思いながらきれいに洗ってあげます。タンクに対しても、布1枚に対しても『お疲れさん、ありがとう』の気持ちが自然と湧き上がるんですまぁ~それと同時に『これでまた一つ片付いた~』っというダークな喜びも、勿論あったりしますΣ(;・∀・) へへへ~日本人は昔から物には神様が宿るという考えをする文化がありました八百万の神。八百万は沢山という意味で、沢山の神様に囲まれ、自分達は生きている。そう考えると一つ一つに感謝する気持ちは、日本の文化そのものではないでしょうか?日本酒という物だけではなく、日本酒を造る工程や作業はもちろん働き手の精神も日本の文化に触れさせてくれる素敵な職業だと思います。【現在38位】日本酒は日本の文化ですね!ちょ~っとは、このブログを読んで酒蔵で働いてみたくなりましたか??ちょっと興味あるんだよね~っという方、是非応援クリックお願いします♪酒蔵で働くと、少し世界が変わって見えるかもしれません(^-^)日本の文化に興味が出てきますよ ▲PageTop