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北海道 釧路の地酒 『福司』 若僧蔵人の醸し屋日記

北海道(特に道東)の美味しいや楽しいを日本酒を通じて紹介します。

タンクの底に落ちた三日月




ちゅりーっす

↑↑↑これ、知ってます??
木下優樹菜が使っていて、ちょくちょく耳にするので若者ぶって使ってみました(^-^)


今日も普通酒の圧搾をしました。
この時期はもろみを搾る作業がメインになってきて、醸し屋がもろみ番をします。
っと言っても、順番に番をしてるわけではなく、必然的に僕がする事になるんですがね σ (^ _ ^ ;

もろみ番って何するかというと、自動でお酒を搾る機械にちゃんともろみを入れて搾る事がお仕事です。自動で搾るならいらないのでは?と思うかもしれませんね…まー、順調には入ればこれといった仕事はないんですが…

もろみは半液体。イメージ的にはゆる~いお粥といった感じ。場合によっては機械の細めの口に詰まったりしては入りが悪かったりするんです。こんなことはまずないのですが、例えば搾ってる最中に機械からホースが抜け、お酒あるいはモロミが流失!!なんていう事故もないとは限りません。
そんなことがないように細心の注意をしながら作業を見守ります。
モロミが詰まらない様に15分位おき攪拌(櫂入れ)をして、モロミが均一に機械に入るようにしたりします。
ほおって置くと濃ーい部分が残って最後の最後に詰まったりするんですよね。
自動の搾る機械が詰まるとメンタル的に凹みます(笑)

そうそう、皆さんタンクの下がフラットになっていると思っている方が多いようなんですが・・・
違うって知ってます???

僕がお酒作りを初める前はてっきりあのタンクただの円柱だと思い込んでいました。
蔵見学行っても、モロミの入っているタンクしか観たことがないので違うだなんて考えもしなかったですよ。見せる蔵側も、もろみ入っていないタンク見せても仕方ないって思うのが普通ですしね。
初めて見たときは目からうろこでしたね!
『そっかぁ~、何も円柱とは限らないんだよなぁ・・・やられた!!』って思いましたから。
蔵で働いたことのない方は知らないんじゃないかと思うのですが??
D1110143.jpg     tanku.jpg 図1:開放タンク断面図
▲これはどこにでも有る5KLの開放タンク。
実は、図1で描いたタンク(左)を赤い線にそって半分に切ると・・・底面はドーム状になっています!!
空の状態で真上から見ても色の変化がないので判りづらいのですが、もろみがはいっていると判りやすい!!モロミを搾る際徐々に無くなっていくと下の写真のようにモロミが三日月の様に変化していくんです。
僕は個人的にはこの光景が好きなんです。何かタンクの中に三日月が落ちているように見えませんか?
D1110145.jpg  『タンクに落ちた三日月』

さて、搾りはここまでくると後もうチョイ!!
無事に入るとホッとします。

ちなみに今日はモロミの量がいつもより多く、朝の九時から搾り始めて全量入れ終わるにさっきまでかかりました。いやぁ~入らないかと思った (*_*)

今日は花華のエピソードの続きを書こうかと思いましたが、企業秘密かもしれないので社長に聞いてから!と思ったのですが、社長とは朝にすれ違っただけでした。
っと言うことで次回持ち越し~



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