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北海道 釧路の地酒 『福司』 若僧蔵人の醸し屋日記

北海道(特に道東)の美味しいや楽しいを日本酒を通じて紹介します。

福司のにごり酒は清酒です!


活性清酒(にごり酒)がいよいよ明日発売!!・・・のはずなんですが、どうなんでしょう??(^-^;)
とりあえず霧福屋でもブログでも散々言っているので、売店と霧福屋は確実に販売を始めます。

んが!今日出荷したので、店頭に並ぶのは明後日かな・・・??

という訳で、本日午前中にKさんと一緒に問屋さんに配達です。トラックに手で積んで問屋で手降ろし。今はハイテク時代ですから本来はパレットに積んでリフトで積み降ろしじゃないのかな??まーでも、いい運動っす!
P箱(一升瓶が6本入る赤いプラスチック製の箱のこと)1つで1.8L×6=10.8kg。約11kgかな。これがP箱でよかった~
昔は木箱だったんですが、そのときは1箱10本入れだったので18kg位ですよ。重い重い
それを重ねるときは足元から頭の上くらいまで持ち上げたりするんですから。重量あげの選手のようですよ僕も初めは上がらなくてKさんがヒョイッって上げるの観て、『エ~・・・あれやるの・・・・・・無理』と思っていましたが、何度か挑戦するうちにコツの様なものがわかってきて、あげれるようになりました
でも、久々の配達は腰に来たな。


さて明日発売のにごり酒、本年度はオール北海道産米です!!
去年の味を覚えている!という強者の皆さん~。是非お米の違いも感じていただけると幸いです。精米歩合は68%とやや荒めではありますが、米の旨味をそのままに感じていただくことがにごり酒の特徴の1つです。あまり精米歩合の高い米でスッキリしすぎているお酒では面白みにかけてしまいます。それに北海道の気候と道産米でしたら、このくらい荒い方がイイ♪
ちょっと飲んでビックリしますよ。そんなに削っていなくても、これだけキレのいい、スッキリしたお酒に仕上がります。

もう1つこだわったところは『清酒』であること!

え?当たり前でしょ?とお思いの方。
近年スーパーなどで冬に販売されるにごり酒の半数くらいはリキュールなことはご存知でしたか?有名なところですとにごり酒『五●八』もリキュールです。
恐らく、気が付かないで飲んでる方も多いのでしょう。多分一番気にしているのは造っている本人たちかも知れませんよね(^-^;)ハハハァ~
でも、ここも注目していただきたいこだわりなんですよ~。
どの蔵もリキュール表示にするかそれとも今までのつくりを変えて、新しく挑戦し、味を返るか・・・きっと悩んだことだとだと思います。
しかし、福司は清酒を造る蔵で酒屋である。よってリキュールではなく清酒として商品を出したいと言う気持ちから、製造方法を変え更に美味しい活性清酒へと作り変えております!!
実際、かなりのリスクが付きまっとっていました。昔と同じ味はまず清酒にこだわると難しかったんです。ただでさえ毎年米の出来や気候が違い、多少なりとも味が違ってきます。
そこを上手く調整するのも技術の一つなんでしょうが、それに加え味の改善。
より良い酒を造るには、やはり飲み手の意見が重要なように思います。造り手の自己満だけではいい酒では無いように思います。このブログをご覧になっている方で、活性酒を飲まれた方は、こっそりでもかまわないので感想を教えて下さい~。
こんな話を福司の活性清酒を飲みながら、ちょっとしたうんちくで話してみて下さい。「福司は清酒にするのにこだわったんだって!」って
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酵母が生きているシュワシュワにごり酒 『活性清酒 純生』(霧福屋)

活性清酒、実はこのお酒には福司の見えぬ努力とプライドがつまっているんですよw


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