10 2007 クラクラするんですよ 今日はPCで経過表の原紙つくりをしていた醸し屋です。前までは酒造組合(かな?)から経過表を頂いて、それに毎日品温や室温等を付けていたのですが、もうもらえないという事でせっせこ時間を見つけてはエクセルで作ることにしました!!元々ドライアイでPCとにらめっこする時は目薬が必需品です。しかも、集中すると瞬きの回数が減り、目が乾いてコンタクトがゴロゴロしますこういうときはメガネがいいのですが、冬場は温度差や湯気で曇りやすく、仕事がやりづらいうえに、ぶつけて曲がったりするのでコンタクトにしています。あとは耳かけをつけるとメガネが圧迫されて嫌だとか、もろもろの理由があるんですが・・・なので冬場は目に負担がかかっているんだと思います。この充血やドライアイを身にしみて気が付かされることがあります!むしろ目にしみてですねwそれはもろみの入ったタンクに顔を入れるときです。まずどんなときに入れるのかというと、もろみが発酵して泡がタンクの周りについたり櫂(かい)を入れた時に、跳ねてタンクの内側面に付くんですね。もろみって実は酵母だけではなく、他の菌にも栄養満点普段は酵母が沢山いて他の菌が入ってきても抑制してくれますが、内側面に付いたもろみはいわば孤立した状態!!危険これを放置しておくと、他の菌に汚染されて、尚且つ悪い菌がその栄養で力をつけてもろみを侵略しかねませんそうなる前に、タンクの内側面はこまめに拭きます。そのときに、タンク身を乗り出し顔を入れて拭くのですが、このときに目がしみるんですよ!!!『え?なんで?』って思いますか?その原因は炭酸ガスではないかと思います。瞬きしないで拭いていると、ジュワ~っと目にしみてくるんです。やったことはないのですが、炭酸水のなかで目を開けているかのようにピリピリっとしてきます。さらには発酵ガスで、そこにはほとんど酸素が無く、呼吸できません!したら咳き込んでしまいますし、クラクラするんですよ。なので「せーの!」で息を止めて、身を乗り出し拭いてキレイにして、最後の力を振り絞りオリャァ~と起き上がります。「ハァ~ハァ~」っといった感じ。あ!これも無酸素運動のエクササイズ!?なんちゃって~そうやって毎日もろみの世話をしていますw▼ランキングupにご協力していただけると嬉しいです。ブログのランキングに登録中!道東のよさを地酒から発信しますガンバレ日本酒!クリックしていただけると嬉しいですランキングに参加中・・・そして・・・ランキング低下中・・・(^-^;) ▲PageTop
Comment やま says... "ljh;iugli;hul;h;o" うちも、赤の発酵中は買い入れ、ポンプオーヴァー(下から果汁を抜いて上からかける)をします。その際、タンクのふちにもろみがつくので、亜硫酸を浸した布で拭き取ります。 発酵中は炭酸ガスが発生しているので、顔を突っ込むと苦しいフリをするのです。 フランスでは毎年死人が出るのだとか、、、、、。 うちはさすがに裸足では踏みませんよ うさりんこ says... "酒蔵にお邪魔すると" 必ずタンクを覗きこむ時、危険なのでぐっと息を吸わないようにと、 毎回言われました。 日本の酒蔵のどこかで、年に1回か、2回ぐらいはそのタンクに落ちて 死んでしまう事故があると聞いてびっくりしました 恐るべし炭酸ガス! 気をつけてくださいね もろみ・・手のかかる赤ちゃんみたいですね カズマ says... "" ≫やま様 日本酒もワインも、発酵物は同じなんですね! 全然関係ないいけど、亜硫酸って劇薬?? カズマ says... "" ≫うさりんこ様 昔はあったそうですね。最近は聞きませんね(^-^) タンク自体も口がしぼまっている物を使って、安全に気を使っている蔵さんが多いようです。 本当にもろみは手のかかる赤ちゃんですね、しゃべれないですしw