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北海道 釧路の地酒 『福司』 若僧蔵人の醸し屋日記

北海道(特に道東)の美味しいや楽しいを日本酒を通じて紹介します。

出品用のお酒と福司の大吟醸酒は何が違うの?

無事今シーズンの大吟醸をしぼり終えました。
ここからは出品に向けての準備が始まります。

出品用のお酒と福司の大吟醸酒は何が違うのか?

違いは2点かな?と思います。
1つは『搾る方法』
もう一つは『処理の仕方』でしょう。

まず搾り方ですが出品酒は袋吊りという方法でしぼります。
搾るタンクから一定量の醪を抜き
枕カバーくらいの大きさの布に入れ紐で縛り吊るしていきます。
この搾り方は時間と手間がかかる事
そして収量が少ないです。
普段の搾り方だと加圧する搾りですが
吊るすだけなので圧力による搾りがありません。

もう一つは搾った後の『処理の仕方』です。
なるべく鮮度を保ったまま処理をします。
魚でいえば「神経締め」などのようなイメージかな?

少しでも鮮度を落とさないための処理を施します。
通常のお酒は全体の流れで処理がなされていきます。

ちなみに五色彩雲も割と早く処理をするように心がけています。

この2点が異なりますが
実際それ以外は?というと同じものです。
というのも、福司の大吟醸酒は出品酒と同じ醪を
圧搾用の機械で搾ったものになるので
違いを2つ挙げましたが、それ以外は全部同じです。


恐らくですが・・・・他のお蔵さんで4合瓶で5000円以上するお酒とかありますが
そういったレベルのお酒をレギュラーの大吟醸としてお出ししています。
他の蔵のレギュラーの大吟醸酒と比較すればやや高いのですが
同じ並びのお酒と比較すると安価だと思います。


ちなみに、毎年出品用のお酒も直売店でこっそりと発売いしています。
例年GWの時に直売店に来てくれた方へ
お礼の気持ちも含め限定販売します。
あと少しだけネットショップでも・・・・
時期になったらチェックしてください。


ただ、面白いことのこのちょっとした差が
「出品」という世界では大きな差につながります。
些細なことがどう評価されるか。
日本酒の評価は減点法の傾向です
ネガティブに対してチェックが入ります。

ネガティブな要素を作らない、出さないことが大事なんですよね。
今年の醪はどうなるかな・・・・
蔵で良くても全体の中でどの位置かが評価ですので、
こればっかりは評価が出ない限りはわかりません。
出品が終わるまでが勝負です。

皆の努力が詰まった酒はもう少しで出品されます!


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