酒粕
現在蔵では大吟醸酒から純米酒まで様々なお酒が発酵しています。
それぞれが異なる種類なので、原料も異なる米の種類や精米歩合
酵母や麹も少しずつ違います。
コロナの前のつくりでは同じ種類のお酒を何本か続けて仕込むので
トライ&エラーもしやすく、すぐに次の仕込みへと繁栄できます。
また純米酒なら純米酒で続くので経過も比較しやすい。
ところが今年は原料も種類も違うものがかなり短いスパンで入ってくるので
頭の中がややこしいことになっています。
それは醸し屋だけではなく各部門の担当者も悩みどころでしょうね。
前回のデータを活かす前に次の種類になってしまうので
1つ1つにかなり神経を使います。
その点は来年度の仕込みに反映して製造計画を作りたいと思います。
先日Twitterで紹介しておりましたが
今の時期は直売店で板粕を販売しております。
こちらは季節限定ですのでご入用の方は是非直売店にお越しください。
酒粕にも鮮度があり、とれたて(?)だとかなり固めですが
日にちが経つにつれ酵素の影響で柔らかくなってきます。
写真の酒粕はまだしぼってすぐなので板状になっており
粕自体も固いと思います。
遠い酒蔵さんの板粕なんかを見かけると
やはり搾ってから時間が経っているので粘土のような柔らかさだったりしますよね。
それだから悪いとかはありませんが
住んでいる地域だからこその固さだということを知っていただければと思います。
酒粕は冷凍保存可能ですので、小分けにして冷凍して使ってください。
酒粕を戻す際に水で戻す方が多いと思いますがややぬるま湯の方が酵母の活性が高まり
香りがゆたかになるとおもうのでお試しあれ!
板粕に砂糖を付けてトースターで焼いて食べるとおいしいそうです!
醸し屋は食べたことがありませんが(トースター持ってないから・・・)
今度ブログのネタにもなるので休憩時間にやってみようかな!
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「くらびとチャンネル」
最後まで読んでいただきありがとうございます!
先日Twitterでのつぶやきで休み中の社員に業務連絡が済みました(笑)
いつの間にか製造部社員にもTwitter浸透してました!
製造部公式Twitter始まる前はみんな全然見てなかったのに(笑)
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