しばれる日が続きますね~
寒い日が続いていますね。
蔵の中も週末はすっかり冷え込み
室温を保つためにストーブを使ったくらいです。
あまりの冷え込みに、醪の温度が少しずつさがるようなこともあります。
サーマルタンクのある部屋は-6℃まで下がりました!
仕込みの際もいつもよりも品温が下がるのが早く
作業もゆっくりしていたら冷えすぎるくらいです。
大吟醸の仕込みの時の寒くなって欲しい日は暖かく
そんなに寒くなくてもよい日に限って寒い(笑)
酒造りはそんなにうまくはいきませんね。
今の時期は搾りが落ち着いており槽場(ふなば)出の作業がないのでいいですが
あるときは足の先から冷え込み、感覚がなくなるほど寒いです。
(槽場というのは、お酒を搾る機械がある部屋で
昔は搾る機械を「ふね」と呼んでいたことからこの名前がついています。
なのでお酒のしぼりを担当する人を「船頭」と呼んでいたそうです。)
寒い話ばかりになってしまいましたが
2018年の日本酒輸出量が前年比10%増という記事を見ました。
おもな輸出国はアメリカや香港、中国、韓国、台湾となっています。
9年前と比較すると、輸出金額は3倍、輸出量は2倍!
最も多いのがアメリカで、現地で酒造業を営む企業も多いためとかいていました。
資料を見てびっくり
カナダも入れて14蔵もあるんですね!!!
北海道の酒造場より多い(笑)
大小は様々でしょうが、海外に酒造場が増えているということは
それだけ日本酒の需要も伸びているのでしょう。
ちなみに、海外で作られた日本酒は、日本酒とは呼べません。
日本で作られたもののみが日本酒と呼んでいいという決まりになっています。
では何と呼べばいいのでしょうか?
SAKEですね。酒は世界の共通語になりつつあるという事です。
福司も輸出のお話はいただきますが
数量そんなにたくさん作れないのでお断りすることが多いです。
地酒が地元に無くて海外で飲むようになったら
それは地酒じゃなくなっちゃいますからね。
目先のことではなく地酒としての役割をしっかりと果たすことが大切かと思います。
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福司酒造株式会社
最後まで読んでいただきありがとうございます!
一度アメリカなどの日本酒事情を見に行ってみたいですね。
どんなふうに飲まれていて
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