ハッピーハロウィン!!
今日という日はなかなかいろいろなことが重なり
製造部としてもかなり濃い一日となりました。
気温もここ数日急に寒くはなりましたが
自然な温度管理がメインの福司では仕込みで外気温がダイレクトに影響します。
冷蔵設備が整った部屋で調整の利く仕込み方もあるでしょうが
気温の高い日はそれに対してどう対処するかを考えて対処す必要があります。
毎回同じようにしても同じじゃない難しさと面白みがあるのですが
10度を下回らないとやはりつらいですね。
お酒の仕込みは三段階に分けられて仕込むのが一般的で
それを三段仕込みといいますが、
それによって解放状態でも腐敗しないでお酒が造れる珍しい仕込み形式なのが日本酒です。
一回目を初添えといい、次が仲添え
三回目を留添えといい、業界では添・仲・留と呼んでいます。
それぞれの仕込みは温度が一定ではなく
徐々に温度を下げていくのですが
留仕込みでは6~8℃と引くい温度に持っていくのが通常。
しかし今の蔵の室温はまだ14~16℃ですから
6~8℃まで下げることはほぼ不可能・・・・
その中でも最善の方法を選択し仕込み仕上げていきます。
少しでも酒にとって良いと思われることは手間を惜しみません!!!
これ、しぼりたて生酒になるので、そのままの味わいで飲んでいただき事になるから
手なんか抜けませんよ!!
上の写真のように蔵の屋根から蒸気が出ているときは
蔵でコメを蒸しているときです。
仕込み後の温度を測定するマイケル。
1本目の添え仕込みを行いましたが、気温が高く
仕込み温度は高くないものの
酵母が異常に元気・・・・
元気な方がいいのですが
この時期は一度元気になると止まりませんから
どのようにゆっくりと発酵させるかが今の悩みですね。
明日はまた、一段と寒くなりそうです。
仕込みをするので寒さに期待をしているのは
この時期だと僕たち蔵人くらいですかね(笑)
皆さんにとっては暖かいほうがいいですよね~(笑)
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福司酒造株式会社
最後まで読んでいただきありがとうございます!
皆さんハッピーハロウィン!!
製造部でも仮想して食事会でもと行ってはいましたが(笑)
そんな余裕はなかったですね(笑)
明日からは11月!早いですがあと2か月で今年も終わるんですね。
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