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北海道 釧路の地酒 『福司』 若僧蔵人の醸し屋日記

北海道(特に道東)の美味しいや楽しいを日本酒を通じて紹介します。

試験醸造までの流れ ①

試験醸造までの流れ

*以前書いたものと重複しますがあしからず。


今回の試験醸造は目的地に向かうための
1つの手法を試したものです。
仕込み、搾ったお酒が完成形ではありません。
あくまでその先のための技術とデータを得るための仕込みでした。




【なぜその試験醸造を行ったのか。】

以前からこのブログにも記載していますが、「地酒」というものを深く考えていくと
いったい何が地酒で、その定義とはなんなのだろう?と
素朴な疑問が生まれました。

その地域の水や米で作り
そこで飲まれるお酒なのだろうが
福司には、ここ釧路の米がないという弱みがある。
米は地方のものを使うしかない。

それでも地酒であると思ってはいますが
それでもそれだけでは無い気もする。


酒は文化で、豊な文化には豊かな酒がある
そんなようなことを言った方もいる。
釧路の地酒としてあるのならば
ここの文化と共にあるべきなのでは?と思いました。


歴史から見ると、漁師町で海産物が美味しい
炭鉱もあり漁業も盛ん。道東で一番の街が釧路。
でも今は違う。

漁業も以前ほどの元気はなく、炭鉱にいたっては唯一稼働しているというところ。
基幹産業が衰退の一途をたどる釧路ですが。
一方で新しく出てきたものもある。

海の食材でいえばイワシがとても美味しい。
醸し屋が子供のころはサンマが安くて美味しい
食卓のレギュラーでしたが今や高くて
それに代わるのがイワシ。

釧路パプリカの登場。
これもとても面白。パプリカなんか
色ついたピーマンくらいにしか思っていなかったけど
そのまま食べても甘く美味しい。
釧路の食卓に彩を添えてくれています。


乳製品、特にチーズ造りが盛んです。
醸し屋が釧路に帰ってきてから続々とチーズを造る方も増えています。


魚はまた変化するかもしれませんが
チーズやパプリカはそんなに変動の波がないように思います。
だからこそ、釧路の特産品になりうるし
そこが新しい食文化になるかもしれない。


そんな考えが根本にありました。
そして釧路の食文化の未来を見ると
今までの日本酒だけで対応していけるのかな?
福司の昔からの味わいでマリアージュこなせるのかな?と
疑問にも思いました


欧米化に変化している食文化そのもの。
そして素材から見た釧路の食文化に
「地酒」として福司が対応していけるのか?


対応できる蔵であるべきではないか?


そういう思いがあります。
そのためには味の幅のある肉やチーズにも対応できる
ふくらみのあるお酒のお酒の提案が必要だと感じたのです。



そこで重要なのが「酸」
酸味です。
今回の試験醸造では酸に特徴的なお酒つくりをすることとなりました。



続く



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福司では日本酒の製造を共にしてくれる方を若干名募集しております。
新卒者も歓迎いたします♪まずはお問い合わせください!

■資   格   短大・高専卒業以上を希望(理系の方希望)
■仕事内容   清酒製造・その他
* 書類選考あり
* 委細面談の上

085-0831
北海道釧路市住吉2-13-23
福司酒造株式会社

最後まで読んでいただきありがとうございます!

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