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北海道 釧路の地酒 『福司』 若僧蔵人の醸し屋日記

北海道(特に道東)の美味しいや楽しいを日本酒を通じて紹介します。

テーマは「酸」

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今シーズン最後の醪となりました。
麹も今麹室に入っているもので最後となります。
泣いても笑ってもH29BYの仕込みもまもなく終了します。


今期の仕込みが完全に終わるのはゴールデンウィーク明けの予定。
四月の前半は濃厚なスケジュールになっています。
うまく仕事を振り分けて効率の良い作業を心掛けたいです。


試験醸造の方はまずまず順調に発酵しています。
正直こんなに順調に発酵する予定ではなかったので
かなり作戦を練って臨んだのですが・・・・
そんなに極端に考えなくてもよかった様子。

酵母にとってもかなり過酷な醪環境なので
途中で弱ってしまうんじゃないかと
毎日分析値とにらめっこです。

今年の試験醸造は今までの福司には無かった
「酸」をテーマにしたものです。
食生活の多様化により、昔ながらの和食だけではなく
イタリアンやお肉など様々な場面で日本酒を飲む機会が増えてきました。


そういう点では福司は、食事の邪魔をしない寄り添う酒として
主張しすぎない酒質設計になっています。
これにより、多種多様な食品とのコラボが可能となっています。


でも、ここであえて「酸」に注目しました。
かねてより、社長には酸がもう少し欲しいと言われていたことや
今後の商品展開を考えていくと
酸は重要なポイントになってくると思ったからです。


実際、市場で人気のある酒も
酸を駆使して特徴を出しているものも多いです。
生酛のお酒や山廃などの
重みのあるお酒も人気があります。


北海道の日本酒では
生酛や山廃は北の錦さんやニセコさん
国稀さん、男山さんなんかもやっていたはず。
蔵の数が少ない割には、やっている蔵は多い
なので違う形で酸にアプローチしてみました。


福司としては、ほかの蔵がしていないことを
北海道で1番初めにやる!っていうのも
大事にしているところなんですよね。


初年度だったのであらゆることを想定して
安全に醸造できることを大前提に行ったため
やや粗い酒質になった気がしますが
今年の感覚だとここまでは大丈夫そうだ!というのが
ぼんやり見えてきたのは大きい。


何もない、未知の世界
真っ暗な中で手探りの醸造から
なんとなく輪郭が見えてきた。そんな年になりましたね。


今回のこの技術(方法)は
実はまだ入り口。
本当の目的のための勉強です。
今後、この技術を自分たちのものにしていくために
いろいろ検証は必要そうです。

でも夢は広がっています。



【求人募集予定のお知らせ】
2019年度 の採用募集を行う予定です。

募集方法・募集内容は、決まり次第ブログにて行います。
今後ともよろしくお願いいたします。

■資   格   未定
■仕事内容   未定
* 書類選考あり
* 委細面談の上

085-0831
北海道釧路市住吉2-13-23
福司酒造株式会社

最後まで読んでいただきありがとうございます!

今シーズンで新入社員の2人も大きく成長しました。
仕事を覚えた1年目から
自分で考えて段取りをしたり
提案をする2年目
各々の個性が光ってきたのかなって思います。

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