柿渋とAI あなたの仕事は大丈夫!?
柿渋の塗りも大分終盤を迎えています
また来シーズンに塗って、少しずつ重みある蔵にしていきます。
この写真から臭いが伝わらないのが残念です(笑)
銀杏のような香りが・・・・
醸し屋は見ているだけで、臭いの記憶がよみがえる(笑)
さて、話は変わりますが・・・
先日、醸し屋が所属する団体の例会があり
その中で、3分間スピーチをするという訓練のようなものがあります。
醸し屋も昨年、味覚について話をさせていただきましたが
昨日の話もとても興味深い内容でしたのでご紹介します。
昨今、コンピューターの技術革新がすさまじい勢いで進む中で、
これまで人間にしかできないと思われていた仕事が
ロボットなどの機械に代わられています。
例えば、自動で運転するシステムやソフトバンクのCMでおなじみのpepperなど
様々な場面でAI(人工知能)が発展しています。
英オックスフォード大学のマイケル A. オズボーン准教授
およびカール・ベネディクト・フレイ博士の共同研究により、
601種類の職業について、人工知能やロボット等で代替される確率を試算したそうです。
この結果、10~20年後に、日本の労働人口の約49%が就いている職業で、
AIが代替することが可能との推計結果がでています。
実に半分の職種が人工知能で賄われ
人間の能力が不必要になるという事です。
その職種に関して詳しくはこちらをご覧ください。
⇒http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1512/02/news111.html
皆さんの職業はありましたか?
ほとんどの職種がAIでの代用が困難なのか?
芸術、歴史学・考古学、哲学・神学等の職業
他者との協調や、他者の理解、説得、
ネゴシエーション、サービス志向性が求められる職業だそうです。
この中に当てはまる職業ってあまりないですよね。
では、どんな人が今後求められるのか?
今までは答えがあるものを導き出すことが求められていましたが
これからは創造性が豊かな人材が求められるのではないかという事です。
その時の話で出ていたたとえがわかりやすかったのですが
ジグソーパズルのように普遍的な形状を汲みあわせ決まった形に仕上げていく能力から
レゴブロックのように無数にあるものから新たななものを考え、
生み出す能力が求められているという話。
個人的にはわかりやすくて、素直に受け入れやすいたとえでした。
答えに当てはめるのではなく
新しいものを生み出す視点が重要なんですね。
マニュアルでは対応できない仕事が生き残っていけそうです。
酒造りはどうなのでしょうか?
AIが働いても酒を欲するのは人間です
大量生産はできても、オートマチックの酒より
手造りを求める市場はありそうですよね
でも、AIでも酒は造れるようになる気がするなぁ・・・・
皆さんどう思いますか?
【求人募集終了のお知らせ】
2016年度 の採用募集は終了致しました。 沢山のご応募ありがとうございました
次年度の募集も同様に、ブログにて開催する予定です。
今後ともよろしくお願いいたします。
■資 格 短大・高専卒業以上を希望(理系の方希望)
■仕事内容 清酒製造・その他
* 書類選考あり
* 委細面談の上
085-0831
北海道釧路市住吉2-13-23
福司酒造株式会社
最後まで読んでいただきありがとうございます!
酒造年度の決算月という事で
いろいろと事務作業に追われています。
来シーズンの米の方も
もう一度数量見直さないと・・・・
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Comment
某コストカッターがトップの大手は地でそれをやってます。
全量山田錦を謳った某山口県の蔵もそれに近いですよね。
でも伏見の大手はそれもやりながら手仕込みも続けてるのも事実。
やっぱり物作りですからこだわり・個性は大事じゃないでしょうか。
同じ銘柄でも全く同じ品質とは言い切れない。
その時々で表情の違う酒。
そこが楽しみでもあるし、私はそれでいいと思います。
そうですね。どんなに時代が進んでも
人間が作る不完全さが楽しみを産むこともあるでしょう。
そしてそのお酒を造ることに対しての「想い」という物は
機械では表現できないところだと思います。