夏は何する?蔵の人
夏は何する?蔵の人
「蔵って冬忙しいんでしょ?夏は?」
「オフシーズンは何してるの?」
「今の時期は暇なの(落ち着いてるの)?」
これ、結構聞かれます。
ちなみに今は柿渋塗と、屋根のペンキ塗りとかをしてくれてます。
冬はびっちり出勤して、ほぼ毎日朝から夜まで蔵にいます。
家はお風呂と寝に戻るようなもので
賄いもでるので冷蔵庫もスカスカ。
気分転換は湯船につかること。
楽しみはご飯を食べること。
まともに酒造りに取り組むためにはかなりのメンタルと体力が必要です。
正直、今の若い子は本来の酒造りの厳しい環境においたら
ワンシーズンでボロボロになるでしょうね。
昭和の人間は不自由があったことを知っていますが
平成の子はなんでもネットで買えるし、どんな情報も調べることができます。
便利ですが逆に不自由を我慢できるかは微妙かな。
そんな蔵の仕事の夏は、自由になる時期です。
やりたいことができる大事な期間であり
その期間というのは勉強ができる期間でもあります。
仕込み中は毎日仕込みのデータ整理や
作業に追われますが
オフシーズンは振り返って勉強することができる貴重な時間。
勉強といっても、デスクワークだけではありません。
自らいろいろなことを経験し、学ぶことも大切。
よく遊ぶ人間の方がいい仕事をするといいますが、
まさにその通りだと思います。
遊びを知っている人ほど、人としても大きな人が多い。
遊ぶって言ってもパチンコを毎日して遊ぶとかそういう意味ではない。
とにかくたくさんの経験をすることです。
やったことがない事、物を経験することが大事。
よりたくさんの経験をしている人の方がいい企画を立てれます。
いろいろな事例を見てきているし、耳にしているから。
旅行に行ったり美味しいものを食べるのも大事な経験です。
料理も文化ですから、その料理が生まれた背景やなぜこの料理が有名なのか?
学ぶことはものすごくあります。
今日とあるお酢屋さん(醸造元)といろいろやり取りをしていて
そこのブログを拝見させていただきました。
これがすごくワクワクさせられる内容で、素敵な取り組みだなって思います。
この地域だから出来るってこともあるので
釧路にまるまる当てはめることはできませんが
地域の活性化のために出来ることは何なのか?っと考えた結果
生まれた企画ですから、素敵だなって思います。
「地域のために出来ること」ってのは
それなりに皆さんもっている課題でもあるかもしれませんが
何をやっていいのかは難しいですよね。
僕も、釧路の酒蔵として地域のために出来ることは何なのか?
という事は常日頃考えています。
まず第一は蔵として存続し続けることが基本となり
そのほかにも考えていることはありますが
もう少し広い視野で物を見る必要があるのかもしないと感じました。
福司ももっとワクワクする蔵になりたいですね!
その為にはやはり夏場がとっても重要です。
製造部一同、ワクワクを探して勉強中です!
【求人募集終了のお知らせ】
2016年度 の採用募集は終了致しました。 沢山のご応募ありがとうございました
次年度の募集も同様に、ブログにて開催する予定です。
今後ともよろしくお願いいたします。
■資 格 短大・高専卒業以上を希望(理系の方希望)
■仕事内容 清酒製造・その他
* 書類選考あり
* 委細面談の上
085-0831
北海道釧路市住吉2-13-23
福司酒造株式会社
最後まで読んでいただきありがとうございます!
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