北海道 釧路の地酒 『福司』 若僧蔵人の醸し屋日記

北海道(特に道東)の美味しいや楽しいを日本酒を通じて紹介します。

テーマ

「テーマ」


新入社員の2人も、仕込みに慣れてきたころあいなので
そろそろ夏に向けて、考えることの訓練をしようと思います。



その1つが商品開発を考えてみるという物。
もちろん面白いアイディアから、いい商品が生まれたりしますが
今回はそれぞれにテーマを与え
それについて商品のコンセプトや販売方法
価格帯など様々なことを考えてもらう事にしました。


ぼく個人的には商品をつくるというのは、ただ物を作る
形にするというところではなく、売れるものを作るという事。
「作りました!出来上がりました!」までだと、なんの価値もないと思っています。


それがちゃんと需要があり、世に残るものを作り上げてこそ
商品をつくるという事だと思います。
要するに、ちゃんと需要を見据えての商品開発を望んでいます。


その為にはさらなる勉強が必要です。
醸し屋も、商品を作ることで沢山の試練があり
それら1つ1つが自分の経験となって今に至っています。


例えば流通のことや価格のこと。
これは福司を造っているだけではわからないことですが
商品をどのように流通させるのか。
商品を作るためにはどのくらいの経費が必要なのか?
という事も勉強しなくてはいけません。


食品を作るのであれば賞味期限や表記の義務等もそうですね。
いくらいいものが出来上がっても、賞味期限がものすごく身近いものでは
販売は難しくなります。
もちろん物にもよりますが・・・・。


自分が思っている以上にものすごい広範囲のことを考えておかねばならないのです。
でも、これらのことを考えられるようになれば
様々な物事が見えてくるのです。


まずは沢山悩んで考えてもらいます。
そして何度も挫折して、その度に諦めないで
どうやったらその問題を解決できるのかを考え抜いてほしい。
途中で投げ出してしまう人間には新商品は産めません。


きっと全員が高く分厚い壁にぶつかることでしょう。
越えられない、無理だと痛感し、投げ出したくなるはずです。
そんな簡単によい商品は生まれませんからね(笑)

それこそが醸し屋の体験してほしい部分。
そんな困難も乗り越えられることを知ってほしい。
社員みんなが支えてくれることを知ってほしい。
最後に、自分の生み出した商品が喜ばれる姿をみて
やってよかった!と思ってほしい。


それこそ最高の仕事になるはず。
その体験を福司でしてもらいたい。
誰よりも、この会社を好きになってほしいと思います。
造り手が輝いている酒蔵は
きっといい商品を作れるはずです。


そんな素敵な話をブログで書いている醸し屋も
実は1つ課題(テーマ)を与えられています。
これは製造部全体の物でもあります。

ニコリを考えていた時期と違って、今はそこだけに集中しているわけにはいかないのが正直もどかしい。
どっぷりつかって考え込みたいところです。
1度出した答えを何度も何度も自問自答して
練り直した方がいいものが見えてきます。
今自分の中にあるものは正直浅い感じがしているんで
もっと、もっと磨かなければ・・・・



と自分に言い聞かせるブログでした(笑)



【求人募集終了のお知らせ】
2016年度 の採用募集は終了致しました。 沢山のご応募ありがとうございました

次年度の募集も同様に、ブログにて開催する予定です。
今後ともよろしくお願いいたします。

■資   格   短大・高専卒業以上を希望(理系の方希望)
■仕事内容   清酒製造・その他
* 書類選考あり
* 委細面談の上

085-0831
北海道釧路市住吉2-13-23
福司酒造株式会社

最後まで読んでいただきありがとうございます!

恵方巻食べましたか!?
醸し屋は昨日食べました(笑)
縁起というより食べたかっただけかも(笑)

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Comment

すがもん says... "作り手側として"
一番の醍醐味の部分ですね。
経営に大きく関わる部分でしょうし。

消費する側の立場も考えて行動しなきゃならないので自己満足ではいけないでしょうし。

でも、傍目で見る限り一番面白いところだと思います。
2017.02.07 07:37 | URL | #Nj5Ftab. [edit]
醸し屋カズマ says... ""
≫すがもん様

コメントありがとうございます。
その通りです。作るだけで終わるのならばそれは芸術家でしょう。
僕たちは芸術作品を作っているわけではないので
しっかりと消費者の皆さんのところに届くまでを考えるべきだと思っています。
酒は飲んでもらった時に初めて価値を得ると思うからです。
造り手としても買っただけの満足よりも飲んでもらって、さらに満足してほしいですしね。
2017.02.07 17:44 | URL | #A1vz8dvw [edit]

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