北海道 釧路の地酒 『福司』 若僧蔵人の醸し屋日記

北海道(特に道東)の美味しいや楽しいを日本酒を通じて紹介します。

酒蔵でしか味わえない、幻の味噌汁がある!?


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醪の数が増えてきて
1つ1つの作業にも少しずつ時間がかかるようになってきました。
何よりも数年前は3人でやっていた作業も
5人で行っているので
体的にも時間的にもとても楽です。


先日、あるネット記事で
実は命がけの日本酒つくりという記事がありました。
昔、このブログにもそのような内容の話は書いたのですが
また後日書こうかなって思います(^-^)


それよりも、今日は違う話題を・・・・




お酒を造る際、醪が写真のように泡だらけになることがあります。
特に昔ながらの酵母は“泡あり酵母”といわれ
発酵中に泡がブクブクと発生するんです。
この泡があまりに沢山でてくるので、何もしなければ
タンクからこぼれてでしまうほどです。


実はこの泡には酵母が沢山くっついているため
この泡をとってしまうと、健全に発酵しない恐れがあります。
そのため、タンクには“泡まき”あるいは“泡傘”などとよばれる
枠を入れることで吹きこぼれを防止しています。
更に、“泡けし機”という機械を使って
吹きこぼれないようにするんです。



まぁ、それはあくまで泡あり酵母の話で
福司は基本泡なし酵母を使用してお酒を仕込んでいます。
ところが、ちょっと泡が高めの醪があり
まるで泡あり酵母のようなんです。


その醪を見た社長が、泡汁を作れるんじゃないか?っというので
今朝、櫂入れをして沈んだ泡を集め
お昼の賄いで泡汁を作ってもらいました!


泡汁っていうのは発酵中の醪の泡をお味噌汁に入れて作る
酒蔵ならではの幻のお味噌汁のことです!



幻なので、醸し屋も食べたことがありませんでした。
なのですごいドキドキして食べたんですw


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泡汁は大根のお汁が一番おいしい!という
食べたことのある社長の話から、賄は大根のお味噌汁。
普段より白みがかった色合いは
いつもと違う、何かが入っているという証拠です。


香りはほんわかと香る程度
甘酒のようにきつい香りはしません。
一口、汁をするると
口の中に甘酒のようなほのかな香りが広がります。
それが鼻から抜けて、一味違うお味噌汁の味わいです。


何となく、体があったまり気持ちが安らぐ感じがしました。
粕汁ととても近い味わいですが
粕汁よりももっとマイルドというか、優しい味のような気がします。


昔の蔵人は、この泡をすくって
お味噌汁に入れて食べていたそうです。
この時期、酒蔵でしか味わえない
幻のお味噌汁でした。



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085-0831
北海道釧路市住吉1-13-23
福司酒造株式会社



最後まで読んでいただきありがとうございます!

泡汁は粕汁とは違うまろやかさ
蔵でしか味わえない、貴重なお味噌汁に
感動ですね!

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