北海道 釧路の地酒 『福司』 若僧蔵人の醸し屋日記

北海道(特に道東)の美味しいや楽しいを日本酒を通じて紹介します。

蔵前で遭難!?


雪かきでヘトヘトのことと思います。
この雪で蔵前も吹き溜まりで
波打つように雪が積もりました。



どんな天気でも蔵は仕込があるので
みんな出勤してきます。
醸し屋は毎日徒歩出勤なので
槍でも降らない限りは
出勤できます。


でも、流石に今回は疲れましたね・・・・
全然除雪されていないし
休日なので誰も歩いた後がない歩道。


膝くらいまで積もった雪を
かき分けるように進みます。


最後の難関は蔵前の坂。
それなりに急な坂は、何メートルあるのかな?
100~150くらいあるのかな?

そこをエッサホイサと登るわけです。
ただ登るのも苦しいので
きっと雪山を登るとこんな感じなのかな?と思いながら
一歩一歩前へすすみます。

ほぼ頂上付近にある蔵につく頃には
山頂に到着した気分(笑)
まぁ、そのあとに仕込やらの肉体労働が待っているわけですが
準備運動としては万全です!

なんせ、すでに汗だくですから(笑)





大学時代の友人の蔵では
蔵人さんたちが雪で出勤できず
従業員数名と家族総出で
何とか仕込みを終えたといってました。


いやぁ、福司でもいつそうなってもおかしくない・・・
僕を含め製造部は皆、徒歩圏内に住んでいるので
最悪、3人で仕込みをするしかない(^-^;)

いやぁ・・・キッツいなぁ




さて、そろそろ吟醸酒の搾りの準備も本格的になってきました。
つい先日仕込み終わったと思ったのに、もう搾る準備です。
今年は気温が一定ではないので
かなり温度管理が難しい様子。



搾りに使用するものの準備は醸し屋の仕事。
他の蔵人さんたちも準備してくれるので
僕は搾るときに使う布の準備担当です。


この袋というのが、袋吊りのときに使用するもので、
袋に醪を入れて、滴り落ちる雫を集めて
斗瓶にとります。



斗瓶というのは、僕たちの業界では当たり前のように使用している
18L入りの大きな瓶。
一升瓶10本分のお酒が余裕で入ります。




斗瓶



グリーンに近いブルーの瓶で
ゴロンと太った瓶です。
これに搾ったお酒をとり
貯蔵します。


普通のお酒はタンクに入れて貯蔵するのですが
出品用の吟醸酒はこの瓶に入れて管理します。
小さいロットで管理する方が
滓引きや火入れなどを他の作業に邪魔されず行えるところです。


ここだ!というタイミングで行うことが出来るということですね。
折角いい酒が出来上がっても
その後の管理がずさんでは元も子もありませんからね。



ちなみに、この出品酒と同じ枠で取った
出品酒以外の貴重なお酒も
実は毎年こっそり発売しています。

今年もお楽しみに♪






最後まで読んでいただきありがとうございます!


雪かきで冷えきった体は
燗酒で体の中から温まるのが一番ですよ~


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Comment

きよ says... ""
天気予報で釧路や根室方面の天気が大荒れと知り、福司さんの状況を心配していました。
出勤や雪かき、本当にお疲れ様でしたm(_ _)m。福司さんに到着するまでの坂は、雪道だとかなり辛そうですね。

蔵自体に被害はありませんか?予定どおりに仕込みが進みますよう願っています。
雪かきで腰を痛めないよう、お気をつけくださいね。
2014.02.17 21:33 | URL | #- [edit]
醸し屋カズマ says... ""
≫きよ様


ご心配頂ありがとうございます。
そんなに心配していただいたのに、被害がないと逆に申し訳なくなりますが(笑)
蔵は無事です!


昨年末屋根も飛んだので新調しましたしね(笑)
仕込みも順調です。
皆僕よりもかなりのベテランさんぞろいなので
火事場のそこヂカラがすごいんですよ(笑)
2014.02.18 18:42 | URL | #A1vz8dvw [edit]

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