北海道 釧路の地酒 『福司』 若僧蔵人の醸し屋日記

北海道(特に道東)の美味しいや楽しいを日本酒を通じて紹介します。

菰樽出荷最盛期!もし、菰ダルを買ったら・・・・



樽つくり


お元気様です。
蔵では年末年始に向けて
樽の出荷が最盛期をむかえいようとしています。



福司の菰樽は、全て1人の職人が造ります。
最近ですと樽に発泡スチロールの型をつけて
ビニールで出来た菰を巻いてつくるお蔵さんも多くなりましたが
福司は未だに藁の菰を巻いています。


裸の樽は横から見ると
上の部分が大きい台形になっています
けれど、樽というのはややボテッとした
下の方がふくよかな形をしているんですよね。


この形を出すために
裸の樽の周りに本来は藁を巻くようですが
今は紙を巻いて形を整えています。


この形をきれいに出さないと
なんとも腑抜けた樽に仕上がってしまうのです。
もちろん1つ1つ手作業で巻いていくので
形が同じにはなりません
そのために形が同じようになる型もあるようです。


が・・・福司では1つ1つに手間をかけて
樽作りを行っています。
形を整えた樽に藁の菰を巻いていき
紐で形を作り上げていきます。


僕も昔何度かチャレンジしましたが
藁の菰って藁に手の油分が取られて
すごく手がガサガサになるんです。

樽を作るのにも結構手間をかけているんですよ。




菰樽というと
鏡開きを連想する方多いんじゃないでしょうか?
鏡開きというと樽の蓋を木槌で叩いて割る(開く)行事ですが
あれは予め割れるように加工をしているのはご存知でしょうか?

これ、意外にご存じない方がおおいようで・・・(;・∀・)ハハ


以前聞いた笑い話のような本当の話(らしい。)
とある式典の会場で
見せ場の1つでもある鏡開きを行った
もちろんそれは絵になる場面なので
きっと沢山のカメラが割れる瞬間を撮ろうと
待機していたはず。

そんな注目を集めている中で、お偉いさん数名が
樽の前に立ち木槌をもつ
司会の方が声をかけて
『せーーーーの!!』と息を合わせ
木槌を振り下ろす。

ツン・・・・

あまり力を入れすぎると
蓋が取れた際にお酒が飛び散るのを知っているお偉いさんたちは
力を加減して叩いたのですが
これがまったく割れないので
もっと力を入れないとだめなのかと
力をこめて再度木槌を振り下ろしました。



鏡開きをしらなかった担当者は
てっきり叩けば割れるんだと思い込み
何の加工もせずにただ樽を置いてしまったんです。


そりゃぁ割れるわけも無く
むしろ蓋が取れないようにしっかり組まれた樽。
木製の容器でありながら
液体が漏れないようにつくられているんですから
そう簡単に割れるわけが無いんです(笑)


滅多に鏡開きなんてする機会も無いでしょうが
もし菰樽を買われた時には今日のブログを思い出してください。





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樽酒を飲んだことがあっても
樽ごと買う機会なんてほとんどありませんよね?
鏡開きもいいですが
樽に呑み口をつけて呑むのも粋です
是非こちらもお試しください♪

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