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北海道 釧路の地酒 『福司』 若僧蔵人の醸し屋日記

北海道(特に道東)の美味しいや楽しいを日本酒を通じて紹介します。

蔵の歴史をこの写真から



ヤブタ
鶏の刺身が食べたい・・・・
なんか急にそう思った醸し屋です。




蔵では着々と仕込みの準備がすすんでいます。
圧搾機の組み立ても終わり
今日は槽場の大掃除をしました。


天井のすすはらいから始まり
雑巾がけや床磨きとつづきます。


おかげさまで昨日と今日は天気に恵まれたこともあり
少し余裕を持って作業がすすんでいます。


上の写真は組み立て最中の圧搾機です。
製造部で唯一の自動の機械じゃないかな?
これ以外は人の手がどうしても必要になってくるものばかりです。
逆に、機械が少ないので触るときはドキドキするんですよね。
「壊したらどうしよう・・・・」って(笑)



その昔は槽(ふね)と呼んでいた圧搾機で搾っていました。
そのときの写真があったので載せてみます
イメージ 1


今では蔵の中のタンクは全て琺瑯のタンクですが
その昔は木の樽をつかっていました。
それもかなりの数が並んでいたようです。

もったいないことに、そのほとんどが
破棄されてしまったそうです。
ちなみに、事務所の前に木の桶が置いてありますが
アレはお米を浸漬させるために使っていたそうです。


貯蔵したり発酵したりする木の桶は
もっともっと大きいです!!!
実は・・・・実物ありますが、隠してあります(笑)


何で急に古い写真を出してきたかというと
とある酒蔵のブログをみたらモノクロ写真を使っていたんです。
そのときにすごく歴史があるように感じたので
是非、福司にも歴史があることを実際に目で見てもらえたらと思いました。



創業大正8年、今年で93年です。
釧路の企業で考えると古い方ですが
酒蔵としてはまだまだ30歳くらいの若い蔵なんですよね(笑)
歴史のあるお蔵さんだと200年、300年という蔵もあります。



そして、ここ釧路にも昔は何蔵か日本酒の蔵があったようです。
福司が釧路で唯一の蔵になってしまったのが
昭和45年、蔵のすぐ下にあった朝日酒造さんが倒産。
釧路から“朝日桜”とうい銘柄がなくなってしまったのです。


恐らく、歴史上の釧路で最後の蔵になることは間違いないでしょう。
釧路の酒文化がいつまでも残るように
今年もおいしいお酒を造って、皆さんに飲んでもらえるようにがんばります。
まずは12月の活性清酒からですね!



楽しみにまっててね♪
ヽ(*≧ε≦*)φ





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