北海道 釧路の地酒 『福司』 若僧蔵人の醸し屋日記

北海道(特に道東)の美味しいや楽しいを日本酒を通じて紹介します。

お酒つくりに適したお米はピュアハート!?


おかげさまで酒粕が売れてます。
先日、『やっぱり違いますね!!』というお声をいただきました。
そうでしょう!そうでしょう!!全然違うんですよ。


スーパーなどに売られている酒粕は袋詰めされてから日がたってしまってますが
蔵元から直で買えば、やっぱり搾ってすぐだから香りも味も違うんですよ!




さてそんな酒粕の原料?
厳密には日本酒の原料になるのがお米です。
日本酒がお米を原料にして造られていることは、皆さんご存知でしょう。
たまぁ~に知らない人もいますが・・・・


ご存知の方も、実際に目にしたり
触ったりした事のある方は少ないでしょうね。
ということで、今回写真を撮る機会があったので
みてみましょう!


2012-02-04 09.24.20

こちらは五百万石という品種のお米です。
たぶん普通の方は聞いたことがないでしょうね。
お米屋さんでも売られていない品種です。
これが“酒造好適米(しゅぞうこうてきまい)”。


読んで字のごとく!!お酒つくりに適したお米です(笑)



精米歩合は60%
玄米を40%削ったものです。
大きさや形にさほど差があるようには見えませんよね。
でも、普段食べているお米と比較すると、やはり少し小さくなります。

そしてお酒に使うお米の最大の特徴が、成分。
一般米に比べたんぱく質が少なく、その代わりデンプン質が多いお米になっています。
上の写真をみてお分かりになりますでしょうか?
お米の中央あたりに白っぽい部分があることを。

半透明なお米じゃなく、ちょっと普通のお米よりも白色が多いと思います。
この部分がポイント!!!!
これを心白(しんぱく)といいます。


そう、酒造好適米にはあるんですよ
普通のお米にはない心白が!!
心が白い・・・・なんてピュアハート♪


2012-02-02 15.26.53



同じ好適米でもこちらは彗星というお米
僕よりちょっと年上の方は、“赤い彗星”というと

ビクッΣ( ゜Д゜)ハッ!

って反応しちゃうでしょうが、こちらは白い彗星w
北海道産の酒造好適米です。
今は吟風(ぎんぷう)と彗星の2種類が北海道産の酒造好適米として有名です。


彗星はどちらかというと淡白な味わいに仕上がるので福司では吟醸酒に使用しています。
吟風は味がのるので純米酒です!
こうやって米の特徴ごとにお酒を造り分けています。



五百万石と比較して粒が小さいのがお分かりでしょうか?
精米歩合は40%
玄米を60%削って40%残っているお米ということです。
半分以上削っているんですよ。
だからこんなに小さい。



一口に“日本酒”といっても、
ご覧のとおりお米で味に差が出てくるんです。
その他、吟醸酒・純米酒・本醸造などの特定名称酒の差もあります。
ワインは赤・白・ロゼとかですよね。
そのほか葡萄の品種ごとに味が違うことはわかると思います。
これと同じで、日本酒も同じ純米酒でも米ごとに酒質は違います。

でもワインほど、差がわかりやすくはないかもしれません・・・
だからこそわかり始めると面白いし、おくが深いんですよね。
醸造酒の中でも上級者向けだと思うな、日本酒は。



だって“旨い”もんね!




しぼりたて2012バナー
 完売間近!!今年は気合入ってますよ!!!

banner3.jpg
 釧路の新しい情報探してみませんか?釧路のブログが沢山!!

最後まで読んでいただきありがとうございます。
目指せ50位以内!!

お米によっても味わいが変わりますし
お米によっても向き不向きがあります。
その特徴をいかした酒造りを心がけて
今年も少しずつ工夫しながら仕込みをしていますよ!
お楽しみに!!

応援クリックをポチッとお願いします!!(笑)
Rankingアップして北海道のお酒をもっと知ってもらいたいっす!

上のKUSHIRO BLOG100も見に行ってもらえると嬉しいです。
現在の醸し屋のRankingは・・・59位





 
にほんブログ村 酒ブログへ banner21.gifお酒の情報サイト - ほろよい。
 


   






Post comment

管理者にだけ表示を許可する

Trackback

trackbackURL:http://fukutsukasa.blog64.fc2.com/tb.php/1824-7177b19d