11 2012 蔵には“雲海”のように見える神秘的なスポットがある。 少しずつですが、年が明けて仕込みが本格化してきました。吟醸の酛用の麹も出麹し、いよいよ始まるんだなぁ~っというかんじです。蔵人もまだオールメンバーではありませんがそろう頃には1日があっという間、1ヶ月があっという間気がついたら春、して肌は色白に、目の下にはクマ体はおじいさんのようにあちこち痛くて、ちょっとほっそりしていることでしょうwそう!これからがダイエット期間!?w今はまだ、酛と麹だけの作業です。醸し屋のメインは原料処理(洗米)、釜、麹室です。特に麹室の作業はアツい!!!!アツい!っていうのは、暑いって方ねw気持ちが熱くなるとか、熱心とかそういう暑さでなく単に暑い!!!!!吟醸の麹が入る日なんかは特に・・・。麹室の室温は30~40℃くらい。作業内容や種類によって温度は異なりますが、釧路の夏よりも暑い場所で働いております。かと思えば・・・・麹室から出ると蔵の中は10℃以下寒いところでは氷点下で、水を撒けば凍る蔵。実に温度差30℃!!!!アワ((゚゚дд゚゚ ))ワワ!!最大で40℃近い温度差を行き来しているんですが。これって肌にいいのではないですか?( ̄ー ̄)ニヤリさすがに麹室の写真を撮る余裕が無いのでお見せできないのが残念ですが、サウナのような木製の部屋に大きく長い机のようなものがあります。これを“床(とこ)”と呼んでいるのですがある程度冷まされた蒸し米をここに広げ、麹の元になる種麹を振りかけていきます。この作業を種付け、あるいは種きりというのですがこの作業のときに広げられた蒸し米と同じ高さに目線を持っていくとなんともいえない光景を見ることが出来ます。上の写真は、麹室に入れる前に広げられた蒸米です。これ1つで15kgほどなので、時と場合によって違いますが10~15倍ほどの蒸米が広げられている光景です。本当に写真でお見せできないのが残念ですが、床に広げられた蒸し米が、まるで雲海のようにずーーーーーーっと広げられている景色は酒造りをしているからこその光景。そこに振られた麹の胞子が舞い落ちてくるんです。なんともいえない神秘的な光景はしゃがんで目線を落とさなければ見ることの出来ない光景。たぶん蔵の人間もそうやって見ることが無いので福司では僕だけのお勧めスポットですw目線を下げるだけで上から見たら、ただのお米が雲海のように見えるんですから不思議です。▲ 2012年1月13日より発売開始!!今年は気合入ってますよ!!!▲ 釧路の新しい情報探してみませんか?釧路のブログが沢山!!最後まで読んでいただきありがとうございます。目指せ100位以内!!酒つくりを間近で見てみたい!!!っておもったら!応援クリックでコチラをポチッと!!(笑)Rankingアップして北海道のお酒をもっと知ってもらいたいっす!上のKUSHIRO BLOG100も見に行ってもらえると嬉しいです。現在の醸し屋のRankingは・・・72位 ▲PageTop