17 2011 日本酒が歴史上一番美味しい時代は・・・・・ 意外と反響があったパパミルク検討してみます(笑)最近、休み時間にとある日本酒特集の雑誌を読んでいます。いつもは日本酒の紹介の仕方や見せ方の参考書の様な感じで個人的に購入しているのですが、ちょっと真面目に読むと道外の御蔵さんの考え方なんかが少しでているので刺激になったりします。造り手のインタビューとかでは地酒としての役割、こだわりなどが書かれています。福司はどうなのだろう?北海道の地酒としてどういう特徴があるのか?ちょっと考えてみました。福司の酒は“淡麗のやや甘口”かと思います。これは僕の客観的指標で言っていますが、ボディーの厚い、重厚感あふれるお酒というよりは食事の邪魔をしないようなすっきりとした細身のボディ。少し余韻を楽しめる程度の甘さもあるかな。日本酒度という指標で話をすると辛口の分類ですが実際飲んだら辛くあまり感じません。淡麗傾向なのは北海道全体でもそうですが特に道東はその傾向が強いように思います。甘さに関してですが、「日本酒は辛口が旨い!」という人をよくみます。辛口が好きだというならいいのですが何も知らずに“美味しい日本酒は辛口”という先入観を持っている方がいるように思います。特にこれは試飲の際に思うんですが、辛口が主流だったのは何年も前の話でしょう。今、雑誌に載っている様な話題の酒や幻の酒という物は年々甘口よりになってきている事から考えても“辛口が旨い”と一辺倒にはいえなくなってきました。一番わかりやすいのは、吟醸系が好きな方は基本“甘口”か、あるいは“やや甘口”側な方が多いと思います。『あれ??もしかして・・・Σ(;・∀・)』って思った方はもう一度自分の飲んでいる酒が辛いのか確かめてみては?意外と『辛いって程でもないか』っていう方もおおいはず?で、何で福司がこういう酒質になったのか?北海道の酒が、道東の酒が何でこういう酒質になったのか?それを考えると、忘れてはいけないのが食文化です。北海道の食材で美味しいもの特に道東のおいしいものといえば、蟹、いくら、ホタテ、サーモン、ウニ・・・やはり海産物が主流。鮮度のよいものが獲れる事からも素材そのものの味を活かした食べ方で食卓に上がります。生は勿論、茹でただけとか焼いただけとか。これに日本酒を合わせるとなると素材の味を活かして、邪魔せずにその美味しさを引き立たせる酒ではいけませんよね?そうなると淡麗な酒質になるのは自然なことではないでしょうか。重み在る酒だったら、素材の味がマスキングされちゃいます。なので、凄いこった料理とかに北海道のお酒をあわせるよりもお刺身や素材そのものの味を美味しく食べたい時とかは北海道のお酒は絶対あうはずなんです!お刺身とか生物には最強だと思います!勿論海産物以外でもOKお野菜や山菜とかでも合いますね。これが北海道の地酒としての特徴じゃないかな?って思います。ただ、近年は食文化が欧米化したり物流の発達から色々なものが食べれるようになりました。釧路にいても美味しいもつ鍋が食べれたりね(笑)この時代の流れを上手に取り入れて変えるところは変えて、守るべき味は守る。これをしていくことが地酒として生き残るためには必要な気がします。知ってましたか?今皆さんが飲んでいる日本酒これは間違いなく日本酒の歴史の中で最高に美味しい日本酒といわれていることを。それだけ全国の酒蔵のレベルが上がっているんですよ。そんなに美味しくなっているなら飲まないわけにはいかないでしょ??(笑)▲ 日本の復興を祈ってみなぎれそこヂカラ!▲ 福司といえばこれ。北海道で醸した真心純米酒▲ 釧路の新しい情報探してみませんか?釧路のブログが沢山!!昔の日本酒ってどんなお酒だったのか?ちょっとタイムマシンがあったら飲みにいってみたいですよね!!日本酒を盛り上げるためにもクリックで応援、お願いします!!(>ω<)ゞRankingアップして北海道のお酒をもっと知ってもらいたいっす!上のKUSHIRO BLOG100も見に行ってもらえると嬉しいです。現在の醸し屋のRankingは・・・59位 ▲PageTop