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北海道 釧路の地酒 『福司』 若僧蔵人の醸し屋日記

北海道(特に道東)の美味しいや楽しいを日本酒を通じて紹介します。

仕込んだと思ったらもう搾る準備!?霧想雫3日目



吟醸酒の仕込みも終わったと思ったら
もう、しぼりの準備が始まりました。


一般のお酒は圧搾機という機械を使ってしぼるのですが
吟醸酒の中でも、全国の鑑評会というお酒の審査会に出品するお酒は
袋吊りという方法で搾られます。


搾るという工程でも
その方法によって微妙に味わいが変わるんです。
例えば機械で搾っても、初めの方のお酒と
最後の方のお酒では、微妙に味が異なります。



恐らく一般の人の中には気がつけない人がいるくらいの
そんな微妙な味わいなのですが
この微妙な差が、このようなコンクールでは大きな差になるのです。


何故初めの方と後ろの方では味わいが異なるのか?っというと
その要因の一つに“圧力”がかかわってくると思います。
機械で搾る際、初めは圧をほとんどかけずに機械に送り込んでいきます。
そして、タンク内のモロミが全部入りきったところで
初めて加圧を行い搾ります。


加圧するということは無理やり搾り出されるわけですから
多少なりとも味わいに変化があるんです。
例えばブドウでも実を軽く押して出てきた汁は甘くフルティーですが
皮ごと噛んでみたら渋みとかを感じると思います。



実はお酒もそれに近い部分があり
加圧することで、少量ですが雑味に近いものがお酒にまぎれてくるのです。
収量に対して微量なので通常は一緒に混ぜ出荷されてしまいます。

しかし、コンクールは別。
少しでも品質のよいものをという全国の御蔵さんと競うわけですから
福司としても状態のいい物をなるべく出品したく
袋吊りで搾っています。


袋吊りは、布の袋に入れて吊るし
雫となって堕ちるお酒を集めたものです。
ゆっくりと少しずつ搾られたお酒を
斗瓶という大きな瓶に集めて貯蔵します。


これが毎年4月に発売している“斗瓶どり吟醸原酒”になります。
今年もコッソリ少量発売予定です。


そのとき使用する“斗瓶”や“袋”の準備が始まりました。
こんなに早く何を準備するかというと・・・・これはまた今度お話しますw






さてさて、酒蔵LIVEということで
毎年行っています、霧想雫の発酵の様子を写真でお送りしていく企画。
今日で仕込み3日目の霧想雫をご覧下さい

DSC_0368_20110207174352.jpg


なんだか斑模様です。
もう少しアップで撮ってみました


DSC_0364.jpg


アワアワの方が酵母とか液化した糖化液とかです
そうじゃない部分がまだ解けている途中の蒸米ですね。
これでも大分解けています。
昨日はもっとお粥の様な状態でした。

これがもう少し日にちが経つと
蒸米の部分がなくなってきて
液体になってきます。


泡も粘性の在る泡になって
その後はちょっとシャバシャバした泡になるんです。
皆さんにも発酵の様子を感じてもらえたらと思います。


蔵全体では、吟醸酒も少し香りが出てきました
僕の好きなくらいの香りですね。
このくらいの香りの生酒があると最高だなぁ~って思ってますw
これは個人的な意見なので、商品化とか期待しないで下さい(笑)


それではまた明日!!



あ!そうそう、先週末行われたイベントは大好評だったようで
プリンも完売した様子です。
ツイッターでも美味しいとつぶやいてくれた方もいらっしゃいました。
ご購入くださいました皆様、ありがとうございます!!!


2月16日~22日まで東京新宿の伊勢丹にて人気のプリン発売です!
詳しくはコチラをご覧下さい⇒“春の大北海道展”





無題
▲新米新酒第二弾!無濾過の“しぼりたて生酒”




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