20 2011 酒造り期間のNG食品!? 皆様お元気様です!本日より吟醸酒の添麹造りが始まりました。今日はまだ麹菌を保温&保湿なので夜の仕事も少ないですが、明日は温度管理をしっかりしなくてはいけません。これから2週間ほどより緊張感の高い日がつづきそうです。さて、昨日の納豆のお話の続きですがこのほかにも、酒造りに影響があるので食べないようにしているものがいくつかあるのですが、皆さんはご存知でしょうか?納豆ほど厳しく考えているわけでは無いのですがなるべく食べないようにしているものなどもあるんです。一つは納豆と同じように日本酒を造る際に使用する菌の活動を妨げる恐れがあるので食べないようにしているものともう一つは、些細なことでも見逃さないようにする為にも食べないようにしているものです。わかるかな???( ´艸`)プププまず一つは“臭い(香り)の強いもの”です。これは仕事上、嗅覚でお酒の状態を判断したりすることも多くそのため香りの強いものを摂取し、臭いの判断力が低下することを懸念し食べないようにしています。麹を造っている時やモロミや酒母の変化お酒をしぼった際の利き酒等。香りに強いものの代表を挙げるとニンニクとかですね。自分が食べて自分の嗅覚が役に立たないのはまだいいとしても麹室などの個室で、1人がニンニクたっぷり食べちゃえば蔵全体の人間に迷惑をかけてしまいます。なのでニンニクの入ったキムチなどの食品も食べないようにしています。飲み会のホルモン鍋とかもニンニクが入っているのでNG!まぁ、飲み会行きませんがね、この時期は(笑)でも、ニンニクなら普段の食事でも人に会う前の日などには気をつかいますよね?それではこれならどうでしょう?“ニラ”ニラも香りがやや強めなので、ニラ玉や餃子も控えます。そして究極なのが・・・・“葱”葱って意外と臭いがきついんですよね。普段は気にならないので、食べますが利き酒の時などは昼食に葱の入ったものを食べたりしないようにします。こういうときはコーヒーも刺激が強いのでNG(;;;´Д`)ゝコーヒー飲んだら舌が馬鹿になって利き酒に影響が出ますしね同じ理由で味覚が麻痺しないように辛いものも食べないようにしています。キムチ系とかは特に香りが強いですしNG。このように嗅覚、味覚に影響を及ぼすような食材は極力摂取しないように心がけています。もう一種類、納豆でもなく嗅覚や味覚に影響するわけでも無いのですが気をつけて摂取している食品があります。それは何だと思いますか??ψ(`∇´)ψこれは知らなかったら気がつかないですね。僕も教えてもらうまで、気にせず食べてましたから((・(ェ)・;))正解は・・・・柑橘類。え!?なんで??Σ(・ω・ノ)ノ!って思うでしょ?特に冬場はミカンの美味しい季節ですよね?コタツでミカン。冬の代名詞ともいえるような光景ですよね?ミカンにはビタミンCが豊富で、風邪の予防などにもいいです。けど、作業内容によっては食べないようにしています。その理由というのがミカンに含まれる物質。ミカンなどの柑橘類には天然抗菌成分「D-リモネン」や酸が含まれています。よくミカンの皮をむいた時に、果皮の表面のプツプツした細胞から汁が飛び出たりしませんか?あれがこの抗菌成分というのなんです。ミカンを食べる時って皮をむいて食べますよね?でも、皮をむくと抗菌成分が手に付着しその手で麹米なんかを触ったら、麹菌が成長できなくなっちゃうわけです。なので、麹の仕事が近い時などはミカンなどの柑橘類は食べないようにしています。でも、誰かが剥いてくれれば箸で食べれるんですがね(^-^;なかなかそうも行きませんからねw以上が日本酒を造る際に気をつけている食品でした!あーーーー中華食べたい!!焼肉食べたい(笑)▲新米新酒第二弾!無濾過の“しぼりたて生酒”▲釧路の新しい情報探してみませんか?釧路のブログが沢山!!食事の制限が意外とあること特にミカンも食べるのに気をつけなきゃいけないんだ!?って驚いた方、日本酒を盛り上げるためにもクリックで応援、お願いします!!(>ω<)ゞRankingアップして北海道のお酒をもっと知ってもらいたいっす!みなさんはみかんは沢山食べましょう!!上のKUSHIRO BLOG100も見に行ってもらえると嬉しいです。現在の醸し屋のRankingは・・・59位 ▲PageTop