15 2009 忘れられていたのキミ?? 実は先日、このブログにもたまにコメントをくれます釧路で利き酒師として活動されている“酒道楽”様が珍しいものをGETしたので、よかったらおすそ分けしますよ~っと蔵まで持ってきてくださいました。もちろん利き酒師さんと醸し屋の関係ですから“お酒”に関することなんですが・・・・・まだ無いよう事態は伏せておこうと思います。小さな黒い瓶に入れられた“貴重なソレ”を恐る恐る会社にあった利き猪口に移してみました。ご存知の方も多いでしょうが、利き猪口という物をご存じない方もいるかもしれませんので簡単に説明をしておくと・・・・口径8センチくらい、高さ7センチ程度の白い磁器製のお猪口で底には、藍色の二重丸が書かれています。この白い色で色調を藍色のラインで透明度を見たりする利き酒用のお猪口です。藍色の二重丸が蛇の目の模様のような事から、“蛇の目猪口”とも呼ばれています。ッという事でこの写真から色や透明度、照りなんかを見ていただければ分かるでしょうむしろ何もわからない人でも分かるはずです・・・・茶色いよ!って普通、日本酒というと無色透明のイメージですが、(実際は無色透明のわけではありません)ここまで色が付いている日本酒ともなると・・・・古酒!?っと思われた方もいらっしゃるでしょう。惜しい!!! ヽ(○´3`)ノ でも、このブログからだから通常はそう思うでしょうが今回は違ったんです。ゴメンナサイ実はこれ梅酒なんですよ。なにが珍しいかというと・・・・古酒で3年や5年、10年といったレベルではなく何と!30年前に作られた梅酒だそうです!!醸し屋よりも年上!生まれる前の梅酒です!30年ものの梅酒なんてそうそう口にする機会ないでしょ!?もし飲んでみたくでも、今から仕込んだら30年待たなきゃいけないよ毎年味見しているうちに、30年経ったらほとんど残ってないだろうし残っていたのが奇跡!?普通飲んじゃうから(;・∀・)香りはいたって普通甘く酸味のある香りです。ここではあまり熟成!ッといった感じはしませんでした口に含むと、甘みがサーッと広がっていきますもたつくような甘さではなく、サラッとした甘さ。これはまぁ~仕込んだ時の砂糖の加減とかもあるでしょうね。甘さの次に感じたのが酸味と一緒にほんのりと乗っかってくる熟成された丸みのある味。ほんの少し梅酒をサッパリさせて古酒を混ぜたようなイメージです。いやぁ、梅酒の古酒もなかなかいけましたよ!自宅の棚の下や物置に眠っている梅酒、こんな色になっても捨てないでまずは飲んでみたほうがいいかも(笑)美味しく化けてるかもしれません!!忘れている梅酒、ありませんか?【現在のRanking・・・49位 】 30年前の梅酒“ちょっと興味あるわぁ~”、“飲んでみたいね!”っと思った方は、釧路と日本酒の応援のためにもポチッとお願いしま~す(RankingへGO!) ▲PageTop
Comment 酒恋倭人 says... "" 毎度です! うわ~、それ飲みたいです!! 日本酒ベースの梅酒でしょうか!? だったら燗にしてみたい!! 酒道楽 says... "" 早速取り上げていたたいてありがとうございます。 密かに平成8年のものもあるので近いうちに持っていきますね~ 酒恋倭人さんへ たぶんホワイトリカーベースで作られたやつではないかと・・・ 醸し屋 カズマ says... "" ≫酒恋倭人様 飲んでみたくなりますよね! のんべい心をくすぐられました(笑) 何ベースかに関しては、酒道楽さまがコメントくださっているのでご覧下さい。 梅酒の燗もいけますかね? 醸し屋 カズマ says... "" ≫酒道楽様 珍しい酒、いつでもウエルカムです!(笑) お待ちしています♪