30 2010 クイズの答えと軟水と硬水 さて、昨日のクイズ皆さん考えていただけたでしょうか?まったくノーコメント状態なのでやってくださったかどうかすらわかりません(笑)んがぁ~自己満でそのまま続けます (◎´∀`)ノ ハイヤァ~それでは正解の発表です。正解は③の一升瓶で約100本分です。ようはお酒を造るのに、そのお酒の100倍近いお水を使用するということです。僕が算出した結果では無いので細かいことまではお話できないのですが清酒製造において洗米用の水、仕込み水、米を蒸すための水等をあわせると使用するお米の20~30倍もの水を必要とすることになります。これに詰めるビンを洗ったりとかの分も入ってくるのでまだまだ増えるんじゃないでしょうか?恐らく予想以上に水を使用することがわかっていただけたんじゃないかなぁ?あと、面白いのが水の中の成分です。普段僕達が水を飲むときってその成分まで気にして飲むことって無いですよね?たま~に聞くのが軟水や硬水といった名前。皆さんは軟水と硬水を飲んだだけでわかりますか?そんなに難しいものではないので、わかる方は多いでしょう。硬水と軟水の差というのは何なのか?これもご存知の方が多いと思いますが含まれている成分の違いになります。ここで出てくるのがよく耳にする“ミネラル”っというもの。ミネラルって何ですかね?ミネラルっていうのはカルシウムやマグネシウムといった成分なのですがその成分が多く含まれていると硬水となり逆に少ないと軟水になります。日本で湧き出るほとんどの水が実は軟水です。これは地下を流れている間に鉱物から水の中にミネラルが溶け出るのですが日本の場合は、島国という地形の問題上山から流れ出た水は直ぐに海へ流れ出てしまいミネラルが溶出する間が無いためと何かでよんだことがあります。TVのCMでも“ミネラル入り○○”といったように人間の体にも必要なミネラル。実は酵母もミネラルがあると元気になるんです!ミネラルの少ない水とミネラルの多い水では、酵母の発酵の差があるそうです。酵母も生物なんですね!さて日本のほとんどが軟水です。といいましたが、これがまた面白いことに日本の食文化と切っても切れない縁があるように思えるんです。軟水ってクセが無いことから“素材本来の香りや味を引き出す性質”があるそうです。素材本来の味を引き出す水として向いている物といえば・・・まずは“お茶”。茶葉から出る香りと味わいを引き立てるためには軟水がむいているんです。あと、重要なのが日本の食文化の大事なもの!旨味の結晶ともいえる・・・出汁。鰹や昆布からの出汁をとるにも軟水がむいています。日本の文化に欠かせないこの2つはもしかしたら日本の水が軟水であることと深く関わっているのではないでしょうか?いやぁ~、日本人に生まれてよかった!美味しい出汁が味わえるし、それを美味しいと思える繊細な味覚がありますからね(◎´∀`)ノオモロイ!オモロイ!いつか実験してみたいですね!硬水でとった出汁と軟水でとった出汁の比較♪▼ “しぼりたて 生酒”発売中 ▼■ 【冬季限定】福司 無濾過滓絡み しぼりたて生酒 720mlhttp://item.rakuten.co.jp/kirifukuya/kizake-720/■ 【冬季限定】福司 無濾過滓絡み しぼりたて生酒 1800ml http://item.rakuten.co.jp/kirifukuya/kizake-1800/【現在のRanking・・・57位】 6位UP 目指せ50位以内美味しい出汁と美味しい日本酒があるから日本人に生まれてよかったね!っと思えるアナタは日本酒と福司と釧路の応援クリックよろしくお願いします(RankingへGO!) ▲PageTop
29 2010 日本酒の85%が・・・・クイズ付き 皆さんお元気でしょうか?醸し屋は現在、梅昆布茶を飲みながらのまったりブログ投稿中です。くぅ~、美味い (≧m≦)五臓六腑にしみわたりますなぁ~~~さて、書く事を毎日悩むのもつまらない悩みですよね。なのでちょっと製造の工程を順々に説明していこうかと思います。どこの御蔵さんのブログでもこの時期にはこういうネタなんですが僕の場合思いつきでブログの内容を書いているので毎日のつながりが無いんですよね。っということでしばらくは工程等をブログを書きたいと思います。何か突発的なニュースでもあればそれを途中でいれますけどね。まずは何から書きましょう。細かく原料ということでいかがかな?日本酒の原料といえば!皆さんご存知のとおり水、米が主原料です。特にお米に関しては品種改良などされて沢山の種類が作られています。日本酒に詳しい人も「山田錦はね~」とか「精米歩合が~」なんて話すことが多いと思いますが実際お酒として飲んでいる約85%は水分。あの有名なバファリンの“優しさ”50%よりも多いっす(笑)ということはです・・・『水がどれだけ重要か』っということになってきます。良いお酒を造るためには製造者の技や米は勿論なんですが良質な水も、実は必要不可欠だということ!どうです??水が大事な感じがしてきましたね!蔵で使用されている水の多くは井戸水です。勿論お酒を仕込む水はキレイな水でなくてはなりません。キレイな水といえば、どこの家にでもある水道水。これもキレイな水ですよね。勿論酒を造るのにも使えないことも無いのですが酒質にとっては好ましくないものなんかが入っちゃっているのであまり仕込みには使わないのが一般的です。しかも、仮に井戸水が無く全てが水道水でまかなう蔵があったとしたら・・・・水道料金は、驚くほど高額になるでしょうね(笑)お酒を造るのにいったいどれだけの水が必要かご存知でしょうか?つづく~▼ “しぼりたて 生酒”発売中 ▼■ 【冬季限定】福司 無濾過滓絡み しぼりたて生酒 720mlhttp://item.rakuten.co.jp/kirifukuya/kizake-720/■ 【冬季限定】福司 無濾過滓絡み しぼりたて生酒 1800ml http://item.rakuten.co.jp/kirifukuya/kizake-1800/【現在のRanking・・・63位】 2位UP 目指せ50位以内では本日の問題です!!!一升瓶1本のお酒が出来るまでに使用するお水の量はどのくらいだと思いますか?① 約 一升瓶 20本分② 約 一升瓶 50本分③ 約 一升瓶 100本分正解をクリック!日本酒と福司と釧路の応援クリックよろしくお願いします(RankingへGO!) ▲PageTop
28 2010 ドンマイ自分 皆さんお疲れ様です。今日も醸し屋は元気よく!・・・・っといきたいところだったのですが朝からミスの連発でして・・・さすがに今日は『呪われている日なんじゃないか!?』っと思ったくらいです。人生にこんな日もあるんですね。蔵人の皆さんにも「怪我だけは、怪我だけは気をつけてね( ̄◆ ̄;)」っと言われるしまつ。早く今日という日が終わって欲しいです。そして明日からは気持ち一新して頑張るぞ!そして今日、数日前より日記でも書いていた“面白いこと”を提案した簡単な企画書を社長に出しました♪社長もそれなりに興味をもってくれていたので後は判断を待つのみ・・・・近々結果は出ることでしょう。さて本日は何を書こうかなぁ・・・・実は、この後にブワァ~って日記書いたんですが、おもろく無い内容なので消しました!明日は気持ちリフレッシュして書きます!っといことでたまにはこういう日もあるさ♪ドンマイ!あっ!小さい頃・・・ドンマイって丼米(ドンマイ)だと思ってました。そんな自分 ドンマイ( ̄Д ̄;;▼ “しぼりたて 生酒”発売中 ▼■ 【冬季限定】福司 無濾過滓絡み しぼりたて生酒 720mlhttp://item.rakuten.co.jp/kirifukuya/kizake-720/■ 【冬季限定】福司 無濾過滓絡み しぼりたて生酒 1800ml http://item.rakuten.co.jp/kirifukuya/kizake-1800/【現在のRanking・・・61位】 4位UP 目指せ50位以内人生そんな日もあるさ!ドンマイ!元気出せっとう応援クリック待ってます♪日本酒と福司と釧路の応援クリックよろしくお願いします(RankingへGO!) ▲PageTop
27 2010 この写真はヤラセ!? 皆さんお疲れ様です♪今日は久々に余裕のある仕事が出来ました(◎´∀`)ノっということで、仕込み中の写真を撮れたので載せちゃいます!!このブログで何度もお伝えしていますが甑の中に入ってスコップで蒸米を掘りあげていく図これってどんなのか気になったりしません??(笑)僕なら気になっちゃうのでこれを機会に写真を・・・っと、自分の仕事の合間をぬって甑にコッソリと近寄りました。甑の中には蔵人のMさんが入っており一生懸命、蒸米を放冷機にあけています。スコップを使って蒸米を放冷気に入れる方法は今まで見てきたのは2種類あるのですが1つが甑の周りに足場があり、その足場から浅めの甑内にある蒸米を掘りあげていく方法ともう一つは福司のように甑の中に入って掘りあげていく方法です。甑の中に入る方は、モンモンと上がる湯気の中に入りこんで行くというものです。勿論、100℃以上の蒸気で蒸しあげられたお米もそれなりの温度になっていますから火傷の恐れも出てくるんですよね。そんあちょっと危険な甑の中にその昔は今では考えられないような道具(履き物)で入っていたようです。資料か何かで見たのですが、まるで下駄の様な形の履物を履いてあの甑の中に入るそうです!!!見た目、丸っきりの下駄ですよ!もし蒸米に埋まってしまったら足の甲はどのように保護していたのだろう・・・不思議なところですが福司では防寒長靴ならぬ防熱長靴(!?)を履いて入ります。右端に映っている黄色いものが防熱長靴です。(この呼び名であっているのか!?)そして、醸し屋の言うとおりスコップで蒸米を掘っているのがわかっていただけるのではないでしょうか?でも、実際のところ・・・・醸し屋:「すみません!ブログ用に写真撮らせてください!(^-^;」蔵人Mさん:無言・・・・醸し屋:「撮りますね!!!Mさんもっとこっちでスコップもって下さい」蔵人Mさん:無言で言われたとおりにポーズをとってくれる(笑)そうして撮った写真なので、少しヤラセが入ってますが、まぁ~こんな感じっす(笑)本当はMさんを入れた全体図を撮ろうと思ったのですがなんせ、蔵人とみんなシャイなもので写真に写りたがらないんですよ。さて、明日はいよいよ“霧想雫(むそうだ)”の留仕込みが始まります!写真撮れたら載せますね(◎´∀`)ノ霧想雫の詳しい情報はこちらからどうぞ▼それではまた明日ぁ~今日はこれから社長に出す企画書を作ります(笑)▼ “しぼりたて 生酒”発売中 ▼■ 【冬季限定】福司 無濾過滓絡み しぼりたて生酒 720mlhttp://item.rakuten.co.jp/kirifukuya/kizake-720/■ 【冬季限定】福司 無濾過滓絡み しぼりたて生酒 1800ml http://item.rakuten.co.jp/kirifukuya/kizake-1800/【現在のRanking・・・65位】 5位UP 目指せ50位以内お米を本当に掘っていることにビックリした方もどんな企画なのかちょっと楽しきな方も日本酒と福司と釧路の応援クリックよろしくお願いします(RankingへGO!) ▲PageTop
26 2010 近々・・・砕けます(笑) 皆様、お疲れ様です。本日は吟醸1本目、肝心要で最も難儀な留仕込みでした。毎年色々な方法で仕込んでみたりと、ほぼ毎年が実験状態。っといっても、それを行っているのは僕ではなく製造部のEさんですがね ((・(ェ)・;))昨日書きました手作業での蒸米の“放冷”作業も無事に終了。やはり今年も蒸したては「熱っ!!・・・・熱っ!!(@Д@;」っと心の中で言いながら素手で蒸米を冷ましていきます。しゃもじの様な物でもいいのでしょうが目的は米をほぐし、冷ますことなのでヘラでは少々役不足ですね・・・そうして徐々に冷えてきて、お米も硬くなってきます。しまいには冷たいし、固いしで指先の感覚が麻痺してきたり(笑)僕なんか白魚のような指(?)なので冷えたお米で指先の爪と肉が離れて血が出てきました( ̄◆ ̄;)血が出るほど辛いものなのか!?∑(゚∇゚|||)っと驚かれてしまいそうですが、残念ながらこれはたまたま、僕の指が白魚のような指だったからで他の蔵人の職人の手は、みんな無事です(笑)決してキャシャなのではなく、白魚のような指だからですのでそこのところは間違わないで下さい ψ(`∇´)ψとりあえず、無事1本目の吟醸酒の仕込みを終えちょっと一息といったところでしょうか。まだまだ気は抜けませんが、難関の一つはクリアといった感じです。また近々2本目の仕込みが始まりますがね♪さて、昨日の日記の最後に『実は、ちょっとだけオモロイことを思いつきました(笑)』宣言をしましたがまだまだ実現化には遠そうです。なぜなら、仕込み最中は、そういう方向に使う頭には余裕が無く集中して考え込むことが出来ないんですよねそれに、勿論僕にとってはそれをすることが初めてなのでどれをどのように処理していけばいいのか・・・どう解決すれば具現化していくのかをしっかり考えていかねばなりません。何より、よい商品に育つか・・・ココをもう少し考えて行こうと思います。っと、頭の中を午前中の空き時間に整理していると醸し屋のもとに1通のメールが・・・これまた“面白いこと”が書かれたメールで、僕個人としては前々から思っていた一つなんですが具現化する為に足りないものがありすぎて後回しになっていた企画でした。それがちょっと具現化できそうな・・・そんな香りのするメールに心が踊っています(笑)もし実現できたら、相当嬉しいですね。これが実現したら、少しは若い方々にも『日本酒を飲んでみよう♪』と思う機会が出来るのでは!?そう、勝手に思っています。後は、蔵としての企業イメージと合致するかですよね・・・でも、どちらの案も“地域”や“地場”といったものと係わり合いがある企画なので僕はいけると思います!!!っということで、近々社長に体当たりしてくるつもりです・・・砕け散るかもしれませんが・・・それもまた僕の糧となると信じて、砕けてきます(笑)▼ “しぼりたて 生酒”発売中 ▼■ 【冬季限定】福司 無濾過滓絡み しぼりたて生酒 720mlhttp://item.rakuten.co.jp/kirifukuya/kizake-720/■ 【冬季限定】福司 無濾過滓絡み しぼりたて生酒 1800ml http://item.rakuten.co.jp/kirifukuya/kizake-1800/【現在のRanking・・・73位】 7位UP 目指せ50位以内昨日に続き、今日も!?なんだかわからないけど・・・・砕けて来い!!っという、応援クリックお待ちしています!日本酒と福司と釧路の応援クリックよろしくお願いします(RankingへGO!) ▲PageTop
25 2010 1月25日の蔵 本日の釧路は路面ツルッツルでしたね!!先日の暖かかった日に溶けた雪が凍ってほぼスケートリンク状態のアイスバーンの上に更にサラッと積もった粉雪・・・・もう最悪の状態ですよΣ(;・∀・)僕も家から徒歩出勤だったのですが何度転びそうになったか・・・・自慢じゃないですが、僕の靴はどう考えても冬仕様ではありません正確にはソールがほとんど溝が無いんで滑るんですよあぁ~帰りが恐いっす。今日みたいな日はお泊りできる方がいいなぁ一方、昼間の蔵では、無事に霧想雫の添仕込みを終えました。明日は“踊り”という一日仕込みのない日です。仕込みが無いというのは、このタンクに限ってのことで蔵では違うタンクで、違うお酒を仕込んでいきます。なので蔵としては仕込みがお休みなわけではありません。明日、福司では吟醸酒の留仕込が行われます!!留仕込みっていうのは、仕込みの中で最も仕込み温度を押さえ蒸米を冷ましてから仕込みます。普通のお酒ですと、蒸したお米を放冷機という蒸米を冷ます機械に入れておこなうのですが吟醸酒は自然に蒸米を冷まします。なんで吟醸酒だけ?!っていわれそうですがこれは・・・・ええ・・・品温と蒸米の水分量の関係性とかもあるようですが難しい話なので僕のブログでは飛ばしましょうか(笑)簡単に言うと、温度が下がる時にには物質から熱をうばい、発散させるわけで、このとき蒸米内の水分との深い関わりが関係してきます。あと、機械を通すとどうしても繊細な仕込みができないんですよね。例えば、蒸米がおにぎりの様に固まったままタンクに投入されたりします。理想的なのは1粒1粒が離れていて温度が均一なの物の方がいいんでしょうが実際はそこまでは難しいっすね・・・・でも、手作業で全てを行うとこれに近い状態になるんですよ!そうやって仕込むことで、あの繊細な味わいにつながっています。勿論手作業で全て行うとなると仕込みにかかる時間も数倍!!蒸したての蒸米は熱々ですが冷めるにつれて硬くなってきますそれを手作業でバラけさせていくのですがしまいには指先も痛くなってくるんですよね。小さいタンクの吟醸の仕込みだからできることでこれを全てのお酒に行うとなると・・・かなりの人手と時間が必要となってしまいます。たから、吟醸酒だけでカンベンして下さいそんな大変そうな留仕込みですがその分、お酒に対する愛情は深まるんです(≧∇≦)そして、この苦労をするからこそ夏場に「福司では~」ってウンチクブ~ブ~語りながら物産会なんかでの販売で熱が入るというわけです。まさに起爆剤!本当は写真載せたいところですが撮る暇なくって・・・すみません。他の御蔵さんのブログって写真結構ありますがいつ撮っているんだろう??醪とかの写真は撮れるけど、作業のは難しいなぁ (@Д@;さぁ~て、明日も頑張って仕込みましょう!▼ “しぼりたて 生酒”発売中 ▼■ 【冬季限定】福司 無濾過滓絡み しぼりたて生酒 720mlhttp://item.rakuten.co.jp/kirifukuya/kizake-720/■ 【冬季限定】福司 無濾過滓絡み しぼりたて生酒 1800ml http://item.rakuten.co.jp/kirifukuya/kizake-1800/【現在のRanking・・・80位】 18位down 目指せ50位以内実は、ちょっとだけオモロイことを思いつきました(笑)実現するには少々越えなくてはいけない壁がありそうですが落ち着いたら企画で出せないかなぁ~売店の限定品で(笑)でも酒税の関係もあるし・・・とりあえず、心の中で暖めておきます♪オモロイことが実現できるように日本酒と福司と釧路の応援クリックよろしくお願いします(RankingへGO!) ▲PageTop
23 2010 甑に頭を突っ込んで ・・・ 1本目の吟醸用の留麹が本日、麹室に入ってきました。なんだか毎日駆け抜けるように過ぎていきます。気が付けば1月も残りわずか・・・1月が過ぎる頃には、福司の吟醸酒の仕込みも終わり年明けに仕込んだモロミの圧搾が始まっていきます。そんなアワワァな (´Д`;≡;´Д`)アワアワ1日の中でちょっとした時間を見つけて写真を撮ることができました これ、実は甑を撮ったんです。丁度お米を張り込むところで“抜け駆け法”という、蒸気が抜けてきてから白米を甑に張り込んでいく作業です。甑に蒸気が通ってきた頃に米を順々に入れいくのですが沸騰した釜から出てくる蒸気は当然ながら・・・・熱い!ここに白米を投入していくのですがゴボッと固まらないように投入していきます。うち(福司)の甑は背が高く足場も小さいので“抜け駆け”は正直しんどいっすね。ご覧とおり、蔵人が一人甑に頭を突っ込んで海老天おむすびのエビの尻尾の様になってます(笑)このあと、甑に蓋(布製)をかけて蒸しあがりを待ちます。上がった蒸米は、ご存知にとおりスコップで掘り出して桶で担いで運ぶんです♪▼ “しぼりたて 生酒”発売中 ▼■ 【冬季限定】福司 無濾過滓絡み しぼりたて生酒 720mlhttp://item.rakuten.co.jp/kirifukuya/kizake-720/■ 【冬季限定】福司 無濾過滓絡み しぼりたて生酒 1800ml http://item.rakuten.co.jp/kirifukuya/kizake-1800/【現在のRanking・・・62位】 4位UP 目指せ50位以内明日も楽しく元気に仕込み頑張ります!日本酒と福司と釧路の応援クリックよろしくお願いします(RankingへGO!) ▲PageTop
22 2010 HOW TO 皆さん、お疲れ様です(◎´∀`)ノ皆さんは、冬の疲れたときにホット一息つくドリンクってありますか?僕のオススメは“梅昆布茶”ちょっと年寄りっぽいんですが、結構美味いっす!毎年仕込みが始まると買って常備しています。あの塩味がいいんですよね~ホットドリンクといえばとあるメーカーさんの甘酒のCMでホットスイーツだっけかな?そんな売り込みで甘酒を宣伝してましたね。なるほどなぁ~っと目からうろこっす!甘酒ってスイーツだったんですね(笑)さて、今日の画像は蔵の2階で干してある布を撮ってきました。「なんだよ、ただの布か (`ε´)」ええ、ただの布です(笑)これが麹を造る際に使う布なのですがスッゲー大きな布なんです。測ったわけではないので正確ではありませんが2×4m位はあります。まぁ~とりあえず“大きな布”だということはわかってもらえるでしょう。蔵では、この大きな布も蔵の中で洗濯します。(業者さんにお願いしたりするわけではない。)蔵の仕事といえば“仕込み”ですが仕込みをしている時間は全体の半分くらいなものです。他の時間は何をしているのかというと、掃除や洗濯物をしているんです。微生物を扱う食品ですから、清潔であることはとっても重要なことです。ですから仕込みと同じくらい時間をかけて行います。勿論どんなものでも、時間があれば毎日の様に掃除&洗濯です。ただ・・・・この北海道の寒い気候では洗濯1つも大変な作業となります。暖かい地方の蔵では洗濯物を外に干したりしているようですね。いいなぁ~、外に干せて・・・北海道で外なんかに洗濯物を干すとご存知の通り、凍ってしまいます。乾かないんですよ (@Д@;しかも今日の写真の様な大きな布なんかは特に・・・大きくて乾き辛いから広げなきゃいけないけど大きいから場所をとって干すところも限られてきますし“この布1枚干す”という作業そのものが結構大変数人係で干せば楽なんでしょうがそれぞれが自分達の仕事をして手を離せないことも結構あります。そんなときは大きな布を一人でかけて干さなくてはいけません。シーツ1枚干すのも結構面倒だったりしませんか?その何倍もの大きさですからね・・・そこで、本日は口頭で大きな布を干す大変さを表現したいと思います(笑)① まず洗濯物を抱え、長い竹竿をめがけて オリャァ!!!\(*`∧´)/ っとほおり投げます。 上手に1回目でかけられればラッキー! ほとんどが布の1/3くらいしかかからず 重さで戻って落ちてきます② 運よく(!?)竹竿にかかったらゆっくりと布を広げます ココであせってバランスを崩すと シュルシュル~っと布が落ちてくるんですよ そうなればまた①からやり直しです。 ヽ(;´Д`ヽ)(ノ;´Д`)ノ③ 上手にかかったら、両方の長さをあわせて完成! 洗濯物1枚にいったい何分とられるんだ!?( #` ¬´#) っと、悔しい気持ちになっちゃうんですよね。さぁ、いかがでしたでしょうか?こんな風に、意外と苦労して干していることを知った後にもう一度写真の布を見てみると・・・・そんなアタフタしながらこの布を干している醸し屋を想像していただけるんじゃないかな?布1つにもこんなヒストリーが隠されているから蔵ってオモロイのよ♪▼ “しぼりたて 生酒”発売中 ▼■ 【冬季限定】福司 無濾過滓絡み しぼりたて生酒 720mlhttp://item.rakuten.co.jp/kirifukuya/kizake-720/■ 【冬季限定】福司 無濾過滓絡み しぼりたて生酒 1800ml http://item.rakuten.co.jp/kirifukuya/kizake-1800/【現在のRanking・・・66位】 4位UP 目指せ50位以内明日は少々忙しい日です。吟醸の添仕込みが始まります。明日も一日元気に乗り切れるように日本酒と福司と釧路の応援クリックよろしくお願いします(RankingへGO!) ▲PageTop
21 2010 吟醸の手とぎとザル 現在吟醸酒の添仕込み用の麹造り真っ最中の福司。全ての仕事が吟醸中心に回っております。明日は仲仕込み用の麹の手とぎです。“手とぎ”といってもわからない方もいるでしょうかね?ちょっと話が飛びますが、僕の書いているブログで知らない言葉やわからない言葉とかあれば遠慮せずに「○○って何ですか?」ってコメント下さい。恐らく、同じことを思っている方は沢山いると思いますし何よりネタになるかもしれないので、ドンドンして欲しいくらいです(笑)あっ!でも、誤字脱字に関してはくんでやって下さい (A;´・ω・)アセアセそうそう“手とぎ”でしたね。手とぎとは = 手でお米を洗うこと を言います。ココはわかっていただけていると思いますが、一般の方にしてみたら『お米を洗う時は手が普通でしょ??“手とぎ”って言うのはどんな付加価値があるの!?』っと思う方もいるのではないでしょうか?確かに自宅で米を洗う時は手で洗います我が家もそうです。例外として、最近の若者はネールが傷まないように泡だて器の様なもので洗う人や無洗米などもありますが、それはちょっと置いておきましょう。確かに手で洗うことは珍しくは無いのですが・・・・主婦の皆様の中で、米を洗うのが億劫に思ったことはありませんか?それって2合とか3合とかでしょうかね?そのくらい可愛いものです。酒蔵で1日に使用する酒米の数量というのは数百キロ単位です。これを手で洗うと考えると、普通は気が狂うことでしょう。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。。主婦の皆様にわかりやすい単位でご説明しますと例えば、酒蔵の1日に使用する酒米を合単位で換算すると・・・約4000合分の手で洗わなくてはいけません。(1合150gで一日600kg蒸しの計算で)五合炊き炊飯ジャーで800台分です(笑)単純計算でこの量ですから主婦の皆さんにはこの恐ろしさがわかるのではないでしょうか?(笑)さすがに辛いと思うので現在では人手をかけずに、専用の機会で洗うところがほとんどです。しかし、吟醸の様に繊細なお酒だけはこだわって手で洗ったりします。これはやはり、手のほうがお米を傷つけたりせずに優しく洗い上げてくれること等が理由です。それに吟醸酒のように仕込み量が少ないものですとなんとか手で洗えるかなぁ~って感じです。そして、手とぎの際に使用するのが専用のザル。御蔵さんによってはザルを使わずに専用の布で洗うところもあるようですね。酒造りにおおて最も重要なのが原料処理ここで水を吸わせすぎてしまったり、逆に吸水が不十分ですと後々の作業に響いてきます。だから米とぎっていうのは実は、秒単位での仕事で、緊張する作業なんですよ (@Д@;そんな秒単位で吸水させても肝心の水切りがすばやく行われなくては意味が無い!水を切っている最中も、お米は水を吸っているのです!そこで大事になってくるのが水切れがスムーズなザル。それがコイツというわけです!写真ではわかりづらいですが、ザルの目も細かく特殊な編み方なんです。きっとこの編み方にも何か秘密があるに違いない!っと思っている醸し屋ですがその真相は不明・・・・(^-^;明日もこのザルには活躍してもらいますよ!!ガンバレ吟醸の仕込み!▼ “しぼりたて 生酒”発売中 ▼■ 【冬季限定】福司 無濾過滓絡み しぼりたて生酒 720mlhttp://item.rakuten.co.jp/kirifukuya/kizake-720/■ 【冬季限定】福司 無濾過滓絡み しぼりたて生酒 1800ml http://item.rakuten.co.jp/kirifukuya/kizake-1800/【現在のRanking・・・70位】 13位down 目指せ50位以内実は意外と米とぎも奥が深い!今年もいい酒ができるように日本酒と福司と釧路の応援クリックよろしくお願いします(RankingへGO!) ▲PageTop
20 2010 大寒と仕込みと事件簿 皆さんお疲れ様です!!!本日、1月20日は大寒(だいかん)1年で最も寒さが厳しくなる日のはずですが・・・・熊本県甲佐町で午前11時に20℃を越したとか!釧路もプラスの3 ℃と、外に出るとビックリするくらいもわぁ~んと暖かい。体には優しいが、丁度吟醸酒の仕込みが始まる頃に暖かくなってもらっては、困りますなぁ (A;´・ω・)アセアセ酒造りでは、寒いことは非常にいいことです。特に吟醸酒の仕込みのときなんか気温が下がらなくて困る御蔵さんも多いはず!気温が下がらないから冷蔵庫の中で仕込んだりするくらいですからね。でも、その点にかんして北海道は気候に恵まれています。多分多くの御蔵さんに羨ましがられることでしょうが・・・いやいや、寒すぎるのも困りものなんですよ(@Д@;っということで本日は福司の“寒すぎて困る事件簿”をおおくりします(笑)まずは【事件ファイル1】大寒の2日前のことですメッチャクチャ寒かったですよね!確か-16℃を下回ったとか!?限界を感じるほどの寒さではなかったのですがでも、やっぱり寒い吟醸酒を仕込むのに寒いことはいいことなんですがね寒すぎるんですよ!その寒さで朝からてんてこ舞いだった製造部!!僕がココで働くようになってからは、初めての出来事です。井戸水を吸い上げているホースの中で井戸水が凍ってしまって出て来ない!!これは参りましたねさすが北海道です。滅多なことでは凍らない井戸水まで凍るとはこれは本当に参りました・・・・水命の酒造りです。原料処理一つにしても出来なくなってしまうのです。井戸水ではなくても、水道水があるのですが普段使っている井戸水の温度など細かなところで勝手が違いやはり仕込みに影響することは否めません・・・必死のレスキューにより無事に水は出るようになったので何とか仕込みも無事終えました。【事件ファイル2】洗米をするときの話です。「カズマ~、水止めてくれ!!」っという声に急いでスイッチに駆け寄る醸し屋。まるでビックリカメラの落とし穴の映像の様にスッコン!!!!っと大転倒出ていた水が凍ってスケートリンクの様にツルッツル頭でも打てば大怪我でしょうが醸し屋は若いので平気でした♪・・・とりあえず、皆さん、気をつけましょう。さ~て、今日は営業Aさんより美味しい差し入れも頂いたし頑張れるぞ♪(≧∇≦)▼ “しぼりたて 生酒”発売中 ▼■ 【冬季限定】福司 無濾過滓絡み しぼりたて生酒 720mlhttp://item.rakuten.co.jp/kirifukuya/kizake-720/■ 【冬季限定】福司 無濾過滓絡み しぼりたて生酒 1800ml http://item.rakuten.co.jp/kirifukuya/kizake-1800/【現在のRanking・・・57位】 6位down 目指せ50位以内やっぱり最近異常気象だよね!っと思う方は日本酒と福司と釧路の応援クリックよろしくお願いします(RankingへGO!) ▲PageTop
19 2010 このブログをご覧の方々には、この能力が備わっています!? 皆様、お疲れ様です (◎´∀`)ノちょいっと遅くなってしまいましたが、昨年、新書品のビンの色や商品のネーミング、ラベルの文字等を多くの方々にご協力していただき、発売までこぎつけることができました“霧想雫”本醸造だけど、吟醸酒のような香りそして濃厚な原酒で、甘味がありちょっとロックとかで飲みたくなるような吟醸酒の原酒を意識した“ちょっとリッチな感じのするお酒”として直売店限定として発売いたしました。醸し屋の不安をよそに、ありがたいことにとりあえず発売数ヶ月で完売。そんな霧想雫を今年も売店の限定酒として発売いたします。一応、昨年よりも数量をちょっと増やして出来るだけ通年で売店で扱えるようにします。そのモトとなる、酒母の写真を撮ってきました!!“霧想雫の発売までのLIVEブログ 2010”再開です (゚▽゚*)ここ数日、作業に追われ、写真を撮る機会を失ってはおりましたが『今日こそは!!(≧ヘ≦)』っと意気込んで仕事が一段楽したところで、一眼レフを片手に蔵へ行って参りました!!本当ですと、“汲み掛け”や“暖気入れ”のようなアクション的にオモロイと頃を写真に取れればよかったのですが・・・カメラマンの腕が悪くてこんな写真になってしまいました!!このヘッポコカメラマン(自分)め!!(#`Д´)これでは申し訳ないと変わりに撮ってきたのがこの写真・・・・これ・・・・まったく霧想雫は関係ないのですが今年の一番最初に仕込み終えた醪です。丁度昨日、三度に分けて行われる仕込の最後の仕込み“留仕込み”を終えたモロミになります。日本酒の醪というと、サラサラ液状をイメージする方も多いと思います。確かに搾る直前までなれば、もっと液状になるのですが仕込んだばかりの醪というのは、このようにご飯粒の形状がよく見え、液面のほとんどがこのような蒸米の層で覆われてしまいます。そしてこれが20日間も経つと水を加えるわけでも無いのに、液状のものに変わるのです。この作用を行うのが、麹の役目なんですよ。麹菌の作り出す酵素という物質が、蒸米のデンプンを糖分に変えてていくのです!凄い!凄いぞ麹菌!!!!!!小さい生物なのに凄い能力を持っているのです。でも、実はこの酵素、醸し屋も出せます!!醸し屋も、素晴らしい麹菌の働き並みに頑張ればデンプンを糖分に変える能力を持っているのですそう!僕は能力者!!!!.+:。(・ω・)b゚.+:。凄いだろ!!!おれ(笑)そんな醸し屋を羨ましく思わなくてもいいんです。このブログをご覧の方々には、この能力が備わっています!!!凄いぞ醸し屋ブログ!!(笑)このデンプンを糖分に変える能力(酵素)は実は口内で分泌されているのです。ですから蒸米を口に入れて、酵素が働くまでモグモグしてやれば麹がなくても糖化できてしまいます。これが昔々行われていた、“口噛み酒”というお酒のつくり方です。だが・・・・醸し屋の口に入って出したものでつくったお酒なんて飲みたい人はいないだろうに・・・・それ以前に、あの量の蒸米を毎日噛み続けることを考えると麹を作ったほうが人体にも優しいなぁΣ(;・∀・)あ!一応文中で訂正を入れておきますね。糖化酵素を作りだせる醸し屋は、勿論能力者ではございませんしこのブログを読んでいるからこの酵素が出せるわけでもございません。どこのどなた様でも、口の中に酵素が分泌されているんです(笑)今晩ご飯をずーっと噛んでみて下さい。そうすると、なんとなくご飯が甘く感じてくるはずです。これが酵素の働き!!感じてこなかったら・・・・残念、どこかおかしいわ(笑)ってことでまた明日~~~▼ “しぼりたて 生酒”発売中 ▼■ 【冬季限定】福司 無濾過滓絡み しぼりたて生酒 720mlhttp://item.rakuten.co.jp/kirifukuya/kizake-720/■ 【冬季限定】福司 無濾過滓絡み しぼりたて生酒 1800ml http://item.rakuten.co.jp/kirifukuya/kizake-1800/【現在のRanking・・・51位】 3位down 目指せ50位以内一瞬、このブログ読んでいる私も能力者!?っと思ってしまったら悔しくても嬉しくても、応援クリックお願いします♪日本酒と福司と釧路の応援クリックよろしくお願いします(RankingへGO!) ▲PageTop
18 2010 『泊まりでどんな仕事をしているの?』っという質問をされました 写真が無い!!!ブログネタ・・・・出てこいヤァ~!!!! щ(゚Д゚щ)カモォォォンっと騒いでも、浮かんでこない去年の今頃ってどんな記事を書いていたのだろう?2009年1月は・・・っと、去年の記事を見返してみました。(興味があれば皆さんも見返してみて♪⇒2009年1月の日記)(見返してみて)おっと!そうだった!去年の今頃は“新企画 新商品のネーミングの募集!!”っという事をやってました懐かしい♪覚えていらっしゃいますでしょうか?これがゆくゆくは“特別本醸造 霧想雫(むそうだ)”として誕生したんでした!今年の霧想雫の酒母は、もう仕込み終わりモト部屋という酒母を育てるための専用の部屋で発酵しています。っということで、今年も直売限定酒、霧想雫のLIVE中継ブログを行います!どんなお酒に育っていくか・・・皆さんも共に見守って下さい。でも、今日は違う写真を撮ってきちゃったからそれで我慢して下さいねΣ(;・∀・)先日、夜のお仕事をする為に泊り込みで作業を行いますという話を知人にしたところ「泊まりの仕事って何をするの?」っときかれました。どうやら一般の方々には、ずーっと泊り込みというのが不思議なようですね。僕の友人などの職業で最も身近で夜勤のある仕事を例に出すと看護師さんがあります。そんなに詳しいわけではないのですが、シフト制で夜勤となると遅くに出勤して朝方に帰宅するようですね。その間はずっと起きていて、作業を行うようです。酒造りの場合は、夜の作業があるからといって翌日帰れたりはしません。基本通しで行います。本当の昔ながらの蔵人制でしたら、住み込みですからね(笑)現在の労働形態とは異なる特殊な仕事です。ではいつ寝るの!?っと思われてしまいそうですがちゃんと寝ます(笑)夜中も作業はあるもののずーーーーっとおきているわけでは無いんです。そこが看護師さんとかとは違いますよね。だからこそ通しで出来るんです。この夜中の作業というのが、主に麹を造る際の作業になります。麹は生き物ですから、こちらが休む時間だとかは関係ありません。きっと酪農とかもそうなんじゃないでしょうかね??夜中でも、作業をしなくてはいけない温度や時間が来れば作業をします。これはいい麹、いい酒を造るためには必要なことです。相手が生物だからこそ、強制的に行うわけには行きません。麹にあわせた生活のリズムをつくっていく必要があるんですよね。どういう作業で、どんな意味があるのかはいつかそのうち話すとします。では、またあしたヽ(´▽`)/▼ “しぼりたて 生酒”発売中 ▼■ 【冬季限定】福司 無濾過滓絡み しぼりたて生酒 720mlhttp://item.rakuten.co.jp/kirifukuya/kizake-720/■ 【冬季限定】福司 無濾過滓絡み しぼりたて生酒 1800ml http://item.rakuten.co.jp/kirifukuya/kizake-1800/【現在のRanking・・・51位】 6位UP 目指せ50位以内酒造りがどんな仕事かわかったような・・・・わからないような・・・・まぁ~、わからないけど美味しくいただきます!!ヽ(´▽`)/っという方は日本酒と福司と釧路の応援クリックよろしくお願いします(RankingへGO!) ▲PageTop
16 2010 お泊り ども~、醸し屋でございます。なんだかユルユルな感じで始まりました、本日の醸し屋日記です。新年をあけてから、本格的に蔵人もそろい忙しくなってまいりました!こうなってくると蔵に泊り込んでの作業も多くなってきます。そしてここ数日は醸し屋が泊り込みで夜中の作業を行っているんです。何と言うのでしょうか・・・・ずーーーっと会社にいると、ここが家のような錯覚に陥り仕事が終わるとユル~イ気分になってしまいます(@Д@;イカンイカン!!でも、今夜も静かな蔵でのんびりしたいと思います。夜の蔵というのもなかなかいいものです。静かで空気が冷たく、なんとなく張っている感じがします。“凛”という文字が個人的には当てはまるような気がしますね。気持ちが清められるような・・・・研ぎ澄まされるよな・・・・仕事の関係もあるのですが早く起きて、行う仕事が苦に感じなかったり酒蔵マジックにかかるんです。さーて!今晩も頑張るぞ!▼ “しぼりたて 生酒”発売中 ▼■ 【冬季限定】福司 無濾過滓絡み しぼりたて生酒 720mlhttp://item.rakuten.co.jp/kirifukuya/kizake-720/■ 【冬季限定】福司 無濾過滓絡み しぼりたて生酒 1800ml http://item.rakuten.co.jp/kirifukuya/kizake-1800/【現在のRanking・・・57位】 5位UP 目指せ50位以内来週の醸し屋日記も楽しみにしてくださる方は日本酒と福司と釧路の応援クリックよろしくお願いします(RankingへGO!) ▲PageTop
15 2010 黄金のたまごかけごはん 皆さんはたまごかけごはんはお好きですか??ここ数年のブームなのか?雑貨屋さんでは“たまごかけご飯”専用の醤油を販売していたり本屋さんでは色々なバージョンの“たまごかけご飯”を紹介している『365日たまごかけごはんの本』という小冊子のような本が販売されていたりするのをご存知でしょうか??また、楽天ショップ内でも『究極のたまごかけご飯セット』という物が販売されていたり都会では、たまごかけご飯専門店まであるとか・・・僕がたまごかけご飯を美味しいと思うようになったのは大人になってからでした。母も知らないとは思いますが、小さい時はたまごかけご飯が苦手で出来れば食べたくないと思っていたくらいです。ご飯がベチャベッチャになるのとあのネットリした感じが好きではなかったんですよね。そんな僕のたまごかけご飯的ターニングポイントがあったのは丁度2年前の、筑波の酒蔵でお世話になった時のことです。朝早くの仕込みを終え、蔵人とみんなで朝食を頂くのが日課。そんな時、僕の斜め迎に座っていたモト屋さんが美味しそうに食べていたのが“たまごかけごはん”でした。炊き立てのご飯の真ん中に、くぼみを作りそこにポコッて卵を割りいれます。そして黄身に穴を開けて、醤油を垂らして混ぜて食べるのです。その頃の僕には衝撃的でしたね!!!(゚ロ゚屮)屮我が家の“たまごかけごはん”は溶きたまごに味付けをしてそれをご飯にかけて食べていたんです。それしか知らなかったので、『この人、生卵そのままご飯にのっけたぞ!!!Σ(゚□゚(゚□゚*)』ってカルチャーショックっすよ(笑)たまごかけごはんでカルチャーショックを感じるのは僕くらいでしょう!!でも、そのたまごかけご飯がすっご~~~~~~~く美味そうで美味そうで美味そうで・・・・好きでもないたまごかけご飯を『食べたい』って思ったんですよ!そうして、見よう見まねでつくって食べたのが初めて美味しいと感じた“たまごかけごはん”との出会いですっと、まぁ~僕のたまごかけごはんの歴史を語ってみましたがこれは前フリでして・・・・実は、友人で烏骨鶏を飼っている奴がいるんです。正確にはその親族が趣味で飼っているのですが、その烏骨鶏のたまごを頂く機会がありました。烏骨鶏のたまごは小ぶりで、肌色っぽいような色の付いたたまごです。ゆで卵にすると殻が固いんですよね!農大に入学した時のオリエンテーションでいった所の朝食で烏骨鶏のゆで卵が出てきてふざけてデコで殻を割ろうと思い、痛い思いをした経験があります(笑)左が烏骨鶏のたまごで右が普通の鶏卵。そんな烏骨鶏のたまごを頂いたので『これを一番美味しく食べる方法は・・・たまごかけごはんだ!』っと思いたまごかけごはんに挑戦しまた!!見て下さい、自分もビックリのこの卵黄と白身のぷるんぷるんを!実に濃厚なたまごかけごはん!!人生で始めて食べたもっとも贅沢なたまごかけごはんですよ!黄身も濃厚で尚且つ白身も芳醇なんですよ!白身もそうなのですが、驚いたのが黄身の濃さ。例えるならば・・・まるで温泉たまごの黄身の様に濃密というか・・・黄身を壊しかき混ぜた、たまごかけごはんの色もオレンジに近いような色でしたね。勿論味も濃厚実の美味かったなぁみなさんも明日の朝はたまごかけごはんですかね(笑)▼ “しぼりたて 生酒”発売中 ▼■ 【冬季限定】福司 無濾過滓絡み しぼりたて生酒 720mlhttp://item.rakuten.co.jp/kirifukuya/kizake-720/■ 【冬季限定】福司 無濾過滓絡み しぼりたて生酒 1800ml http://item.rakuten.co.jp/kirifukuya/kizake-1800/【現在のRanking・・・62位】 1位down 目指せ!!50位以内!!日本全国、たまごかけごはん『あっ!好きだよ』っと言う方日本酒と福司と釧路の応援クリックよろしくお願いします(RankingへGO!) ▲PageTop
14 2010 ○○と天かすの部分はカリッ! 皆さんお疲れ様です。昨日のたこ焼きの続きで申し訳ないんですがもう、言いたくて仕方ないの(笑)わざわざ2日間に分けて引っぱるほどのものでも無いんですが我が家のたこ焼きには・タコ・キャベツ・葱・紅しょうが・天かすの他に、実は、挽肉が入るんです!どうだ!驚いたか!!油を引いたプレートに天カスをちょっと入れて、すぐに挽肉少しを入れるんです。そうすると、天カスの油に挽肉の旨味が染み出てくるんですよ♪そこにタコ、キャベツ、葱、生姜を入れて最後に生地を流し込みます。この間、焦げない様に手早く行わなくてはいけませんがこれによって挽肉と天カスの部分はカリッ!っとした食感に仕上がるんです。しかも肉の旨味がギュギュギュ~っとたこ焼きの中に凝縮されソース無しでもクゥ~美味い (≧∇≦)って感じっす。酒好きの醸し屋の家に代々伝わるたこ焼きの作り方ですから酒によく合うんですよ(笑)熱々のたこ焼きをほおばりながらハフハフいって酒を飲む♪美味くないはずが無い!!(*`ε´*)ノ・・・・大阪の人ってたこ焼きでご飯を食べるといいますがたこ焼きで酒も飲むのかな??さて、最近すっかりサボっていました蔵の中の様子ですが、年明け早々に仕込んだ酒母が仕上がり明日から年明け1本目の添仕込みを行います。吟醸の酒母も無事につくり終わり蔵もいよいよ本格始動といったところでしょう!1月末には吟醸の仕込みが入ってきて1年で最も辛い(大変な)二週間の到来です・・・ひえぇ~~~ ヾ(*゚A`)ノそれでも、心の中では皆さんにおしいく飲んでもらえるお酒を造りたいというワクワク感で一杯です!蔵で働くみんなで『こうやればもっといいお酒に仕上がるんじゃないか?』『もっとココを頑張ってやってみよう!』と毎年チャレンジしています!!まず、やらないと!行動してチャレンジしてその結果が、予想とは違ってもそれは僕達にとってはプラスのはずだし!!成功だけが正解ではないはず。純米吟醸がそうだったしね。納得のいくまでの積み重ねが、今回発売したお酒なわけです。たくさんの方にお褒めの言葉を頂きました。これからも福司は前に進んで行きますよ!!福司の未来を想像するとワクワクするんです。可能性沢山ですね (≧∇≦)まだやれることが沢山あって、まだまだ試せることが沢山ある。僕達はチャレンジャーです!・・・・なのに、動ききれていないけど・・・(苦笑)とりあえず、この半年間は美味しいお酒造りに専念したいと思います!!以上!▼ “しぼりたて 生酒”発売中 ▼■ 【冬季限定】福司 無濾過滓絡み しぼりたて生酒 720mlhttp://item.rakuten.co.jp/kirifukuya/kizake-720/■ 【冬季限定】福司 無濾過滓絡み しぼりたて生酒 1800ml http://item.rakuten.co.jp/kirifukuya/kizake-1800/【現在のRanking・・・61位】 1位UP 目指せ!!50位以内!!いつの間にか自分にいいきかせた記事になってしまいました(^-^;たこ焼きに挽肉!?オッタマゲタ!って人もおし!仕込みガンバレ!って応援してくださる方も日本酒と福司と釧路の応援クリックよろしくお願いします(RankingへGO!) ▲PageTop
13 2010 たこ焼で日本酒!? 最近、外に出歩くことがめっきり無くなったことや私生活でも変化があり、晩酌をする機会がめっきりと減りました。なので、飲酒ネタがめっきり少なくなってしまった醸し屋日記です。それでも、折角しぼりたてが出たことですしこりゃぁ~宣伝も兼ねつつ美味しくいただいちゃおう♪というガッツをだしてある意外なものと日本酒を合わせてみちゃいました♪それが“たこ焼き”意外でしょ♪うん、僕も意外です(笑)母の「今日はたこ焼きにしよう!」という提案になぜだか『しぼりたて生酒を一緒に(≧∇≦)』と思い立ったしだいです・・・最近でこそ安いたこ焼き機が出回ってますが僕が小さい時にはそんなものは無かったように思えます。しかし、我が家では1~2ヶ月に1度はたこ焼きパーティーがあったんです。大阪人ならわかりますが北海道の釧路っ子なのにですよ。これも釧路人にとっては不思議なところではないでしょうか??実は・・・・醸し屋は小さい時に関西にちょびっとだけ住んでいたことがあった(らしい・・・)その時に母が近所の方から本場の(?)たこ焼きを伝授してもらったとかその為、我が家には年季の入ったたこ焼き用の鉄板があります(笑)ホットプレート型のものよりも火力の調整が出来て微妙な焼き加減が楽しめるんですよ♪優れものこれにたこ焼きの具材を入れて焼き上げていきます。大阪の方ではコンニャクなんかも入れて焼くそうですね。醸し屋家のたこ焼きは、“たこ焼き屋さん”のたこ焼きとは一味違うんです!!具材として、『たこ焼きにこれ入れるの??∑(゚∇゚|||)』という物を入れることで、香ばしく深い味わいのたこ焼きに変身します!いやぁ~美味そう♪この生地をひっくり返すもの初めは楽しいんですが徐々に面倒になってくるのが、たこ焼きの醍醐味(笑)yahoo!で、いろいろ“たこ焼きのつくり方”を検索していくうちに、我が家の焼き方は一般的ではないことが判明!!!!!!(゚ロ゚屮)屮我が家では鉄板に油を引いて生地を流し込む前に具材を入れて、最後に生地を入れるんですよ!!普通は生地を流し込んで、ココに具を入れるようですがそれだと、生地が流れ出たりしないのかな??まぁ~このときの焼き方とあのマル秘具材が我が家の美味しいたこ焼きの秘密なんですがね( ´艸`)上手に焼きあがったところでしぼりたて生酒をいただきまぁっす食べる前はイメージとしてソースのかかったたこ焼きと日本酒の相性・・・・??はっきり言って合いそうにもなかったのですがいやはや、結構いけます。特に我が家のたこ焼きとは♪セットで販売しちゃおうかしら(笑)写真をみて気になった方もいらっしゃるかもしれませんね『おいおい!お宅のたこ焼き未完成では?ソースはどうしたの??』っていやいや、我が家のたこ焼きは何もかけずに食べるのです(◎´∀`)ノあんまりソース味のものを食べない醸し屋でも美味しく食べれる醸し屋家のたこ焼きは、すでに味が付いています。トッピングとして大事な、“青海苔”“鰹節”もたこ焼きにIN!!青海苔は生地の中にいれ、鰹節も出汁として生地に入れられています。味付けも生地にお醤油を入れて調整。あっさりとしながらも、中に入っている具材の味わいが楽しめるという一品。特に天カスとマル秘素材のスペシャルタッグでたこ焼きに香ばしさが生まれるんです!これがあるからソースじゃなくてもいいんですよね♪さて、そんな素敵さ素材はいったいなんだと思いますか???しぼりたてのフレッシュなお酒を飲みながらサッパリとしたたこ焼きをほおばる。そして、次のが焼けるまで焼けたたこ焼きをつつき、お酒をクィ~ってね(笑)こんなお酒の楽しみ方はいかがでしょう?押入れのたこ焼き機を出して今週末は“福司のしぼりたて生酒”でたこ焼きパーティーだ!▼ “しぼりたて 生酒”発売中 ▼■ 【冬季限定】福司 無濾過滓絡み しぼりたて生酒 720mlhttp://item.rakuten.co.jp/kirifukuya/kizake-720/■ 【冬季限定】福司 無濾過滓絡み しぼりたて生酒 1800ml http://item.rakuten.co.jp/kirifukuya/kizake-1800/【現在のRanking・・・62位】 6位UP 目指せ!!50位以内!!さて、我が家のたこ焼きに入っているマル秘素材は何でしょう?気になった方も、たこ焼きが食べたくなった方もこんな飲み方をしてみたい方も日本酒と福司と釧路の応援クリックよろしくお願いします(RankingへGO!) ▲PageTop
12 2010 釧路町で長靴アイスホッケーにチャレンジ 今日はお酒に全然関係ないのですが、実は先日、長靴アイスホッケーなるものに初挑戦してまいりました!仕込みで忙しい時期ではあるのですがストレス発散に軽く汗でも・・・っと思い軽い気持ちで参加です♪本当に軽い気持ちだったのでプレーするのに必要なものや格好ルールなんかもまったくわからないままとりあえず「軍手と長靴持って来て」といわれたので専用リンクに行って参りました。まぁ~初めてなので知らなかったのですが専用のリンクなんかがあるのをはじめて知りましたよ(笑)まず、そこにビックリです。おっと!釧路以外のかたでご覧になっている方もいらしゃるでしょうから簡単に長靴アイスホッケーなるものをご紹介したいと思います。僕もまだ初心者のため、わかる範囲でとなりますが・・・スケートシューズの代わりに長靴を履いてプレーする、アイスホッケーの別形態でアイスホッケーよりも用意する道具も少なく、かなり気軽に行えます。リンクの上を長靴を履いて走るため、勿論滑りますし、思うようには動けません。そこが長靴アイスホッケーの面白いところの様です。【用意するもの】長靴(個人)、手袋(個人)、ヘルメット、エルボ、レガース、スティック手袋と長靴意外は用意されてました。いよいよ試合!学生時代からのホッケー経験と毎日の徒歩での通勤で氷上には自信がある醸し屋!!いざ、リンクに入り試合が始まると・・・・前に進まない!!?(゚∇゚|||)思ったところにいけない!!Σ( ̄ロ ̄lll)まさにホッケーの経験もほとんどいかされていない状態でした。こりゃ~初心者とたいして変わらないなぁ。まず、走れていないし・・・・長靴が偉い滑るんですよ!!気持ちは走ってるんですがね、前に進まないんです。自分はこんなはずではなかったのに!!Σ(;・∀・)っと、スラムダンクの桜木花道ばりに現実とのギャップに愕然(笑)でも、中にはメチャクチャ早く走ってくる選手も!!?追いつけない・・・我武者羅に走って追いついても・・・今度は止まれなくて、スーっと通り過ぎる始末。アリャリャいい所なしです。そしていよいよ、醸し屋がボールを手にする瞬間がやってきました。スティック捌きならまだ自信がある醸し屋相手に取られないように走りながらのプレーですがここも思ったとおりには行きません。よく考えたら、いつもはスケートを履いてしているハンドリング体が覚えているのはスケートのスピードで長靴を履いてほとんど前に進んで無いようなスピードでは思ったように上手く扱えません。結局、DF(ディフェンス)でありながら、一度のシュートチャンスに恵まれましたがそのチャンスも活かしきれませんでした。残念。でも・・・・なんか面白かったよ!アイスホッケーほどハードじゃなくなんとなくお遊び半分でも出来るし何より防具が少ないのがいい!ただ・・・もっと走れれば面白いかも!!だかた、もっといい長靴が欲しくなってきたかも(笑)滅多に無いよ長靴が欲しいと思うことなんて。▼ “しぼりたて 生酒”発売中 ▼■ 【冬季限定】福司 無濾過滓絡み しぼりたて生酒 720mlhttp://item.rakuten.co.jp/kirifukuya/kizake-720/■ 【冬季限定】福司 無濾過滓絡み しぼりたて生酒 1800ml http://item.rakuten.co.jp/kirifukuya/kizake-1800/【現在のRanking・・・68位】 18位down 目指せ!!50位以内!!長靴アイスホッケーを知らなかった人も、やったこと無い人もちょっとオモロイからやってごらんよ♪誰でも出来る長靴アイルホッケー、自分もやってみたいと思った方は日本酒と福司と釧路の応援クリックよろしくお願いします(RankingへGO!) ▲PageTop
08 2010 “アレを飲んでみたい!”のアレがこれです♪ 皆さん!お疲れ様です!本日より吟醸の仕込みがはじまりました。まず初日として、吟醸酒のモト(酒母)麹用の米を大きなザルに定量ずつ入れこれを半ギリとよばれる大きな洗面器(?)のようなものに漬けながら洗っていきます。優しく・・・・優しく・・・・お米が割れないように気を使いながらも糠を落とすように洗っていきます。とりあえず今日は一番少ない量なのでわりとすぐに終わりました。しかし、すでに戦いは始まっています!!゚.+:。(・ω・)b゚.+:。そして、同じく本日始まった戦い(?)しぼりたて生酒が発売いたしました!!(パフパフ)釧路の皆さん!!飲んでいただけましたか??醸し屋は・・・・まだですヾ(´ε`*)ゝ本日試飲します♪そんな本日発売いたしました“しぼりたて 生酒”!発売初日ですが・・・・先ほど詰められたお酒を見に行ったところ一升瓶はほとんど無かったなぁ (A;´・ω・)アセアセこの調子ですと直ぐに霧福屋では完売になってしまいそうですよ~。あっ!スーパー等には出荷されたばかりですからまだあるのでご安心を♪そしてしばらく醸し屋も生酒でブログネタには困らなさそうだなぁシメシメ( ´艸`)プププ通常は熱をかけて殺菌するのですが“しぼりたて 生酒”はその名のとおり搾ったばかりのお酒を、ギュギュギュ~~~~ぅっと詰め込みパパッ!っと出荷されたお酒です。搾ったばかりのお酒をそのままになるべく早く皆さんに飲んでいただきたいという商品なんですよ(^-^)『搾ったばかりの、機械から出てきたアレを飲んでみたい!』っという“夢”をもった日本酒ファンの方は多いと思います。そのアレが、これ!そう!アレです!(笑)その搾ったばかりをせっせこ詰めたやつですよ。ちょっと飲んでみたくなったでしょ~~~ちょっとだけよ~ヾ(´ε`*)ゝただ・・・ご注意を!結構アルコール度数が高いのでいつもどおりにゴクゴク飲んじゃうと・・・コロッ!といっちゃいますよ(笑)要注意です♪さてさて、昨日の物体ですが何に使かわかりました????麹室という、麹を作る部屋で使うのですがあの“穴”がポイントっすね!それでは【使い方講座】あそこの穴に親指をこうやって入れて残りの指をそこについている凹凸部分にかけます。そして、こうやって麹を小箱に盛るときに麹をすくいとりる道具です。液体ではない麹だから使えるのですが柄杓とかよりもスムーズに仕事が出来る優れもの!なんですよ(*´v゚*)ゞではまた明日~~▼ “しぼりたて 生酒”は本日より発売開始です ▼■ 【冬季限定】福司 無濾過滓絡み しぼりたて生酒 720mlhttp://item.rakuten.co.jp/kirifukuya/kizake-720/■ 【冬季限定】福司 無濾過滓絡み しぼりたて生酒 1800ml http://item.rakuten.co.jp/kirifukuya/kizake-1800/【現在のRanking・・・50位】 2位UP 目指せ!!40位以内!!『搾ったばかりの、機械から出てきたアレを飲んでみたい!』 っという“夢”を持っている方は日本酒と福司と釧路の応援クリックよろしくお願いします(RankingへGO!) ▲PageTop
07 2010 これが我が家のクジラ汁だ!!! 明日からいよいよ、吟醸酒の仕込みが順々に始まります。まずは吟醸の酒母を造るための麹造りっということで、明日は米を手とぎします!!まだ酒母の麹だから量は少ないけど・・・・徐々に量が多くなるんだなぁ~頑張るぞ!!(*゚▽゚)ノさて、一昨日書いた“くじら汁”の写真を撮ることができました!!じゃん!見た目はけんちん汁っぽいですよね?昨日母とくじら汁談義をしました。他のうちでもくじら汁を食べているのか?とか本当はもっと汁の多いものなんじゃないか?とか是非ご意見お寄せ下さい(笑)くじら汁を始めてみる人は、肝心のくじらってどれ?っておもうと思います。くじら汁のくじらは肉ではなく、脂身を食べるんですよ!黒い部分がくじらの皮にあたる部分です。例えるなら・・・・ゴム板です(笑)まるでゴム板をかじっている様な感覚に陥ります。その下の白っぽい部分が脂身です。脂身というとトロ~っと柔らかなイメージですがこの脂身はかなり歯ごたえあります。ゴリ!シャキ!って感じっす。このくじらを他の里芋や牛蒡、こんにゃくなんかと一緒に食べるのが誠に美味しいんですよ( ´艸`)プププ大人のお味そして、明日はいよいよ“しぼりたて 生酒”の発売日です。ドキドキ&ワクワクですね。末広の飲食店さんでもお取り扱いいただいているところがありますので是非飲みにいかれてみて下さい♪さて、本日は皆さんにクイズ(?)を出して〆たいと思います。クイズ“醸し屋のこれなんだ?”←またまた勝手に即席で命名(笑)今日はこれ▼金属製のボールの様な鍋のようなものに、100玉くらいの穴が空いています。ぱっと見では、・・・鳥の巣箱にも見えますね。さて、これはどうやって何の時に使うものでしょう??(o^-^o)ヒント画像▼ヒント1:使用場所は麹室です♪さぁ~、みんなで考えよう!!(◎´∀`)ノ▼ “しぼりたて 生酒”は1月8日より発売開始です ▼■ 【冬季限定】福司 無濾過滓絡み しぼりたて生酒 720mlhttp://item.rakuten.co.jp/kirifukuya/kizake-720/■ 【冬季限定】福司 無濾過滓絡み しぼりたて生酒 1800ml http://item.rakuten.co.jp/kirifukuya/kizake-1800/【現在のRanking・・・52位】 10位UP 目指せ!!50位以内!!いよいよ明日発売“しぼりたて生酒”。新酒発売を記念して今日もブログを読みに来てくださった方は日本酒と福司と釧路の応援クリックよろしくお願いします(RankingへGO!) ▲PageTop
06 2010 お正月の贅沢肴と日本酒 お正月ブログ第二弾!!お正月行う恒例行事の一つとして“初詣”があります。僕が高校生くらいの時は祖父に連れられ毎年夜中に除夜の鐘を鳴らしに行くのが習慣でしたが現在は祖父も年をとり、おまけに除夜の鐘を鳴らすのが一般の人たちにも浸透してきたことにより長蛇の列が!?しまいには整理券を配られ、108人以上の人が鐘を鳴らしていました。人には百八つの煩悩があり、その煩悩を祓うために除夜の鐘をつく回数は108回とされています・・・・近年では108つ以上叩いている様でしたから現代人の煩悩は108以上に増えているのかもしれませんね(笑)そんな僕も25歳を過ぎたあたりから夜中の初詣にも行かなくなり正月に帰省している友人達と活性酒を飲みながら過ごすのが恒例でした。初詣に行くと多くの方々が行うのが“おみくじ”だと思います。『今年も引いたよ!』っという方も多いのではないでしょうか?でも、醸し屋はあまりおみくじを信じていないので引きません。未来を占うことに夢を感じないんですよ。そんな現実的な醸し屋がちょっとだけ心動かされるのもがありました♪それが神社で頂くことのできる“お屠蘇”でも、運転手の醸し屋は飲むことが出来ません。伝統的な慣わしも、飲酒運転の罰金にはかなわなかった (_´Д`)ノ~~でも、こんな看板を発見!!▼“福司の酒粕で作られた甘酒サービス中”の看板ただの“甘酒サービス”ではなく、あえて“福司の酒粕”と入れてくれているところが嬉しいっすね(*≧m≦*)そこに価値を見出していただけているということは本当に嬉しい♪この看板だけでも十分心温まった感じがした醸し屋です。さて、お正月の家ご飯では一年に1度ということもあり、普段食べれないようなものが食卓に上ります。それをチビチビと頂きながら日本酒を飲むのがイイ!何でビールじゃないのか?っというと答えは簡単!ビールだとお腹一杯になってしまうからです(笑)勿体にと思いません?ご馳走を目の前にビールでお腹が膨れてあまり食べれないなんて・・・・その胃の中で膨れているものは、ビールから出てきた炭酸ガス何です。この炭酸ガスの分だけ美味しい想いが出来るんですから、実に勿体無いと思うのは私だけ??(笑)好物の生ウニをワンピースずつ食べては酒を口に運びます。甘みあるウニを食べてしまっては市販のウニは食べれませんね。昆布森産のウニは本当に美味しい♪何と言う美しさ。木の台の上に規則的に盛られたウニ色も黄金色にも近い橙。鮮度がいいのでウニの粒々までしっかりとしていて箸で持っても形が崩れないんです!!口に入れて舌の上でつぶすととろぅ~っと溶けるような舌触りに、ミルキーな味わい。たまらん!たまらんよ~~~~(◎´∀`)ノこれにはやっぱり日本酒しかない!日本酒をお気に入りのお猪口に入れ乾杯!!美味しいものが食べれるからお正月は好きだよ♪▼ “しぼりたて 生酒”は1月8日より発売開始です ▼■ 【冬季限定】福司 無濾過滓絡み しぼりたて生酒 720mlhttp://item.rakuten.co.jp/kirifukuya/kizake-720/■ 【冬季限定】福司 無濾過滓絡み しぼりたて生酒 1800ml http://item.rakuten.co.jp/kirifukuya/kizake-1800/【現在のRanking・・・62位】 6位UP 目指せ!!50位以内!!初詣で“おみくじ引いたよ~”っという方日本酒と福司と釧路の応援クリックよろしくお願いします(RankingへGO!) ▲PageTop
05 2010 楽しみなのはお正月のご馳走♪ 正月ボケ・・・なんてしている暇も無く吟醸酒の仕込みが始まります。手とぎの準備や吟醸の小箱の準備等を行い確認に確認の毎日です。でも、折角のお正月だったのでブログだけでもお正月特集にしたいと思います。お正月の料理といえば“お節”や“雑煮”ですよね。普段食べないものを食べれる楽しみもまた一つです。最近のスーパーでは、暮れになるとビックリするようなものも販売していますね!普段見かけることの無い、霜降りのステーキ肉・・・目玉が飛び出る値段です!!鮑やウニの高級食材・・・これまた目玉が飛び出る!!しまいにはキャビアまで!?・・・ギョギョギョ~!!お正月らしいお節料理とかよりもそういう普段食べれないものを年に一度贅沢に・・・的な感じでした。皆さんのうちの食卓にも普段食べないものが乗ったのではないでしょうか??我が家でもお正月にしか食べないものがいくつかありおます。若い頃にはまったく興味のなかったものですが今となってはすっかり、年に一度の“楽しみ”になってしまいました。そして、段々と正月に食べるものの美味しさがわかるようになることで『自分も年をとっている』ことに気が付いています(笑)やっぱりお正月といえばお雑煮っということで、まずは我が家のお雑煮をご紹介。写真がこんな風に載せられているとは醸し屋の家族は知らないだろう・・・・(^-^;我が家のお雑煮には三つ葉・ナルト・鶏肉・椎茸・柚子がは入っています。僕自身、味噌汁よりもお吸い物が好きな出汁っ子です(笑)汁物系でいくと、“くじら汁”という物を毎年お正月に食べるのも我が家の風習。こちらは写真を撮り忘れてしまいましたが見た目としてはけんちん汁とか、あんなふうに具材が沢山入り汁は少ない汁物です。くじらの脂身から出る旨味が、牛蒡やこんにゃくといったものに染込み誠に美味しいものです。葱を盛って、一味で頂きます♪あとは去年もご紹介しましたが北海道や東北の郷土料理でもある“飯寿司”これがまた美味い (≧∇≦)つくるのも手間ですし、買っても高いこの“飯寿司”ご飯と魚・野菜・麹を混ぜて桶に入れ、重石をのせて漬け込み、乳酸発酵させて作るもので、なれずしの一種のようです。わかりづらいですが・・・皿の右上に盛られているのが“鮭”で仕込んだ飯寿司で左下に盛られているのが、“鰰”で仕込んだ飯寿司です。白いのが米ですね。他にはニンジン・きゅうり・大根・柚子なんかも入っています。 ←去年の写真この鰰なんかは骨ごと漬けられるのですが酢の力で小骨も柔らかく、歯に当たる感触さえ感じることは無いくらいミラクルな発酵食品っす!!これも20歳をすぎで美味しく感じてきました。発酵食品の凄さは計り知れませんね~そして、この飯寿司を食べながら活性酒を飲むんですよ!どうです?たまらなそうでしょ?そう!たまらないんです(笑)でも、いつも不思議に思います他の家の正月ってどんなものなのか?正月って他の家でも飯寿司やくじら汁食べているのかな?ってみなさんはお正月にどんなものを食べて過ごしていますか?そして、どんなお正月でしたか?【現在のRanking・・・76位 】 36位UP 目指せ!!50位以内!!皆さんのお正月はいかがでしたか?我が家のお正月情報お待ちしています♪寝正月だった人も、お持ちの食いすぎで体重が増えてしまった人も日本酒と福司と釧路の応援クリックよろしくお願いします(RankingへGO!) ▲PageTop
04 2010 2010年 皆様、新年あけましておめでとうございます。また新しい年がスタートしました。個人的には12月31日も1月1日も何も変わりませんが新年ということで、新たな気持ちでスタートしたいと思います。皆さんは何か2010年を迎えて、自分の目標を立てられましたか?僕はまだ具体的には立て切れていません。今の現状で上手く皆様にお伝えすることは出来ませんが・・・・醸し屋的には、2009年の後半から保っている、このワクワク感をエネルギーに換えそのエネルギーをこのブログやお酒から皆さんに伝えていくことそして、そのワクワク感を切らさないこと。これがイコールとして、自分のモチベーションを上げて自然と仕事の流れをよいものにしてくれると思います。とりあえず、自分にスピードを加えていこうと思います。仕事の効率も勿論ですが思い立ったことや、考えていることを具現化させることこれをもっとスピーディーに行えるかどうかは大きな鍵ですよね!!実は年が明けて造り(製造部)も新体制となりました。これは僕個人では想定外の話なので Σ( ̄ロ ̄lll)去年、造りの前に自分で自分に行った“決意”は個人的には大きなものだったのですが、この新体制でも耐えうる“決意”か・・・少し不安にも思います。大変なのは百も承知です・・・・でも、その半面、“ワクワク”の心はよりいっそう強く燃え上がってきています。よく言いますよね。“神様は越えられない試練は与えない。”目に見えぬ霊的なものはあまり信じていない醸し屋ですが越えられぬ試練などは無く、越えなきゃいけない試練だと思い頑張ろうと思います!!!そして、より自分が成長し大きくなれるチャンスがあることにワクワクする醸し屋です(≧∇≦)ほらほら!2010年はなんだか素敵な年になりそう!!素敵な年は自分で引き寄せないとね!!そして引き寄せたエネルギーで皆さんを元気にします!っという目標にっということで(笑)夢にときめけ明日にきらめけ!道を切り開くのは自信と勇気だ!そして人間として最も大切なことは夢を持ち、夢を貫くことの大切さを忘れないこと志の大きさが人間の大きさだ!良い事言った・・・・(≧∇≦)って、ROOKIESかい!?ヽ(#゚Д゚)ノ┌┛)`Д゚)・;新年早々パクリネタですみません・・・追伸・・・・ROOKIES観た事無いんだよね・・・・(;´Д`A ```っと、まぁ~ここで一人小ボケを終えたところで新年早々ではありますが、お知らせです♪毎年1月に発売いたします、福司の新酒第2弾!!“しぼりたて 生酒”が今週末の1月8日(金曜日)に発売いたします!!“活性清酒 純生”につづき、悪魔の飲み口で多くの方を二日酔いの世界へ・・・クックック( ´艸`)っということで、新年も福司と醸し屋日記をよろしくお願い致します!!!【現在のRanking・・・112位 】 ずいぶんダウン目指せ!!50位以内!!新年2010年も共に頑張りましょう!今年も頑張ってブログ更新しますので、よろしくお願い致します。新年のおめでたクリック&応援クリックよろしくお願いします(RankingへGO!) ▲PageTop